クラシック
CDアルバム

アルノルト・シェーンベルク: 作品集 [3CD+Blu-ray Disc]

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フォーマット CDアルバム
発売日 2025年09月26日
国内/輸入 輸入盤:国内流通仕様
レーベルBerliner Philharmoniker Recordings
構成数 4
パッケージ仕様 -
規格品番 BPHR250511
SKU 4573686061482

構成数 : 4枚

【曲目】
アルノルト・シェーンベルク:作品集

●CD
[disc 1]
1-5. 浄められた夜 Op.4
6. 室内交響曲第1番 Op.9

[disc 2]
1-16. オラトリオ《ヤコブの梯子》

[disc 3]
1-12.管弦楽のための変奏曲 Op.31
13-15. ヴァイオリン協奏曲 Op.36

●Blu-ray
[映像]
CD収録曲全曲のコンサート映像(すべてHD映像)
画面:Full HD 1080 / 60i - 16:9
音声:PCM stereo / Dolby Atmos
リージョン:ABC (worldwide)
字幕:独、英、日

[音声]
オラトリオ《ヤコブの梯子》 スタジオ・クオリティ音源
Pure Audio Dolby Atmos 24-bit / 48kHz

【演奏】
【ヤコブの梯子】
ヴォルフガング・コッホ(バリトン/ガブリエル)
ダニエル・ベーレ(テノール/指名された者)
ヴォルフガング・アプリンガー=シュペルハッケ(テノール/扇動的な男)
ヨハネス・マルティン・クレンツレ(バリトン/奮闘する男)
ギュラ・オレント(バリトン/選ばれし者)
シュテファン・リューガマー(テノール/修道士)
ニコラ・ベラー・カルボーネ(ソプラノ/瀕死の男)
ジャスミン・デルフス(ソプラノ/魂・上方1)
リヴ・レッドパス(ソプラノ/魂・遠方1)
ベルリン放送合唱団

【ヴァイオリン協奏曲】
パトリシア・コパチンスカヤ(ヴァイオリン)

ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
キリル・ペトレンコ(指揮)

【録音】
2020年8月28日(浄められた夜)
2024年1月25-27日(室内交響曲、ヤコブの梯子)
2023年1月25-27日(管弦楽のための変奏曲)
2019年3月7-9日(ヴァイオリン協奏曲)
すべてベルリン、フィルハーモニー

  1. 1.[CDアルバム]
  2. 2.[CDアルバム]
  3. 3.[CDアルバム]
  4. 4.[Blu-ray Disc]

作品の情報

商品の紹介

ベルリン・フィルとキリル・ペトレンコによる待望の新譜が登場!
『シェーンベルク・エディション』
"アルノルト・シェーンベルクなんか怖くない"
ベルリン・フィルとペトレンコが示す、情熱の肖像

シェーンベルク・エディション
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団と首席指揮者キリル・ペトレンコによる待望の新譜《Arnold Schoenberg Edition》がリリースされます。3枚組CDとBlu-rayを収めたハードカバー仕様で、シェーンベルク生誕150周年を記念する特別企画として制作されました。

創作全時代を網羅
シェーンベルクの創作の全時代を網羅する作品が収録されています。ロマン派的な抒情性を湛えた《浄められた夜》Op.4(1943年改訂の弦楽合奏版で演奏)から、十二音技法を用いた《管弦楽のための変奏曲》Op.31まで、幅広いスタイルが並びます。さらに、パトリシア・コパチンスカヤをソリストに迎えた《ヴァイオリン協奏曲》Op.36、そして稀少な未完オラトリオ《ヤコブの梯子》も収録され、シェーンベルクの音楽的探求の全貌が提示されています。

ベルリン・フィルとの深い関係
ベルリン・フィルとシェーンベルクの関係は、1919年1月に《浄められた夜》が初めてベルリン・フィルのプログラムに登場して以来、1923年には《グレの歌》のベルリン初演、1928年には《管弦楽のための変奏曲》の世界初演(指揮:フルトヴェングラー)など、重要な節目を共に歩んできました。現在に至るまで、彼の作品は定期的に演奏されており、両者の深い結びつきがうかがえます。

誤解を払拭する再提示
"難解" や"冷たい革新" といった先入観を超えて、シェーンベルクの音楽がいかに情熱と表現欲求に満ちているかを伝えること―それが本エディションの目的です。ベルリン・フィルのメディア代表であるフィリップ・ボーネンとオラフ・マニンガーは序文で、弟子アントン・ヴェーベルンの言葉「Schoenberg's sensibility is of searing ardour(灼熱の情熱)」を引用し、彼の音楽が本質的に「表現への切実な欲求」に根ざしていることを強調しています。

芸術家としての姿勢とペトレンコの共鳴
シェーンベルク自身は「芸術家は他人に美しいと思われるために創作するのではなく、自分にとって必要なものを創る」と語っています。この精神は、首席指揮者キリル・ペトレンコの音楽観とも深く共鳴しており、彼にとってもシェーンベルクは学生時代から特別な存在の作曲家であったといいます。

演奏・映像・解説が多層的に楽しめる総合エディション
Blu-rayには全作品のコンサート映像が収録されており、《ヤコブの梯子》のDolby Atmosスタジオ品質の音源も収められています。さらに、音楽学者ハーヴェイ・サックスとマルタン・カルテネッカーによる詳細な解説書が付属し、日本語全訳も完備。デザイン面では、米国アーティストのピーター・ハリーによるハードカバー仕様が採用され、視覚的にも印象的な仕上がりとなっています。
BERLINER
発売・販売元 提供資料(2025/08/25)

メンバーズレビュー

1件のレビューがあります
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まず最初に告白しますが、実は私は「浄夜」と「グレの歌」、「ワルシャワからの生き残り」を除いてシェーンベルクが苦手です。ベルクは好きで結構聴くのですが(ウェーベルンもシェーンベルクよりは聴きます)、シェーンベルクはどうもとっつきにくい。でも、ペトレンコとベルリン・フィルの演奏なら聴けるかもしれない、好きになれるかも、そう思い購入しました。そして聴いてみた結果、まだよくは分かりません。ですが、ベルリン・フィルの恐ろしいほど上手い演奏(本当にどれも恐ろしいほど上手いです!)に、終始唖然とさせられました。これは何度も聴くうちに間違いなく好きになれると確信しました。「浄夜」はカラヤンのものが一番のお気に入りですが、ペトレンコの演奏はカラヤンより、やはり硬派な演奏に聴こえました。聴きやすさはカラヤンの方が上かと思いますが、この演奏の響きは本当に透徹していて、その緊張感が凄まじい。本当は「浄夜」という作品は、こういう緊張感の伴った作品なのかもしれない、と思いました。カラヤンの演奏が大好きなのは変わりませんが、こちらも大好きになりました。このセット、本来の聴き物はインフォメーションにもあるように「ヤコブの梯子」なのかも知れませんが、全曲聴いてみて一番印象が強かったのはコパチンスカヤと一緒に演奏したヴァイオリン協奏曲でした。この緊張感は本当に半端ありません。そして、ヴァイオリンもオケも尋常ではない技量とテンションで演奏されています。ただただ唖然とするばかりでした。もちろん「ヤコブの梯子」も素晴らしかった。まだ作品理解は足りませんが、それでも恐らくこの組み合わせ以上にこの作品を上手く演奏できる組み合わせはないだろうと感じます。「管弦楽のための変奏曲」はフルトヴェングラーがベルリン・フィルと初演していて(1928年だそうです)、カラヤンとの録音もありますし、オケにとっては一番こなれた作品かと思いますが、こちらはカラヤンより聴きやすいと感じました。まずオケがとにかく上手いです。こういった難解な作品はやはり演奏が上手いということが極めて大切だと、つくづく実感しました。録音もこの自主レーベルらしく、秀逸な音質です。日本語解説も楽曲解説から読み物まで充実していて、大変読みごたえがあります。苦手なシェーンベルクをもっと理解したいと強く感じさせてもらえる大変充実した素晴らしいセットでした。
2025/12/19 やまとさん
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