| フォーマット | 書籍 |
| 発売日 | 2025年10月08日 |
| 国内/輸入 | 国内 |
| 出版社 | 筑摩書房 |
| 構成数 | 1 |
| パッケージ仕様 | 新書 |
| SKU | 9784480077059 |
| ページ数 | 256 |
| 判型 | 新書 |
構成数 : 1枚
第一章 全学連と全共闘の叛乱
第二章 暴力の嵐
第三章 〈狼〉の自己否定と反日
第四章 三里塚からの出撃
第五章 攻防――九〇年決戦前半期
第六章 怒涛――九〇年決戦後半期
第七章 退潮
何が彼らを無謀なゲリラ戦へと駆り立てたのか。
激しい内ゲバ、市民を巻き込むテロ、そして反天皇制闘争へ。
六〇年安保闘争、六〇年代末の全共闘運動、七〇年安保、七〇年代から八〇年代の成田空港反対の三里塚闘争では、反天皇制が主要なテーマになることはなかった。ところが昭和から平成の天皇代替わりに、新左翼の各セクトは封印を解き、反天皇制を最大のテーマに掲げて、炎と爆弾によるゲリラ闘争を展開した。内ゲバと市民を巻き込むテロに突き進んだ彼らの無謀な作戦、それに対する警備・公安警察。本書は暴力闘争の徒花を、現代史の一側面としてまとめる試みである。

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