2024年にも来日公演を開催した、フィンランドが誇る人気バンドの記念すべき10thアルバム。バンドを結成した90年代当時のマインドを意識したという本作では、彼等がこれまで積み上げてきたプログレッシヴ/ポップ等の多彩な音楽性を継承しつつ、原点回帰したアグレッシヴなサウンドも取り入れたキャッチーなメロデスが炸裂している。緊迫感あるギターとクリーンVoがマッチしたTrack.2を筆頭に、ドラマチックな情景を描く長尺曲のTrack.4、壮大なフレーズと切れ味鋭いファスト・リフが交錯するTrack.6、ツイン・リードと複雑な展開がクライマックスを彩るTrack.8等、高強度の楽曲を揃えた充実の出来栄えだ。熟練の妙技と、進化を止めない創造力を体感できる快作。菅谷 透(激ロック)
(2025/11/27)
北欧メロディック・デスメタルのベテランが放つ節目の10作目!
叙情性豊かに躍動するフィンランドのメロデス・マスター、オムニアム・ギャザラム。猪突猛進する勇壮なヴォーカル、哀愁を帯びたメロディアスなギター、スペイシーなシンセで唯一無二の洗練されたデスメタルを奏でる彼らは、伝統的ヘヴィ・メタルとヨーテボリ・スタイルのメロディック・デス、そしてプログレッシヴな技巧が交差するポジションに立ち、冗談気味に自らを"Adult-Oriented Death Metal"と表現する独自性を築いてきた。
キャリア29年、節目の10作目となる本作でバンド創設者でありメイン・ソングライターのマルコス・ヴァンハラ(G)が目指したのは、キャッチ―なサビ、焼けつくようなソロ、雷鳴のごとく激しいリズム、そして攻撃性と旋律の間を容易に切り替えるヴォーカルといったバンドの全容を捉えることだったという。歌詞についてもマルコス曰く「90年代のスピリットが感じられるね。自伝的ではないにしても、街角でメタルを爆音で鳴らし、大きな夢を抱いいていた僕らの原点を彷彿させるものだ」。ミックスはスウェーデン・メタル界の第一人者イェンス・ボグレン(Opeth, Arch Enemy, Dark Tranquility, Babymetal etc.)が手掛けている。
発売・販売元 提供資料(2025/10/03)