細野晴臣、デビュー55周年記念プロジェクトとしてさまざまな企画が進行中の中、スピードスターレコーズよりリリースされた、細野晴臣のアルバムを重量盤アナログレコードでニューリリース!全タイトル、アナログカッティングの名匠、小鐵徹氏によるカッティング。『HoSoNoVa』は、2011年リリース。新録ソロアルバムとしては『フライング・ソーサー 1947』以来4年振り、また1973年に発表したファーストアルバム『HOSONO HOUSE』以来38年ぶりとなった全曲ボーカル・アルバム。 (C)RS
JMD(2025/09/02)
デビュー55周年記念プロジェクトも続々と発表されている細野晴臣のアルバムを重量盤アナログレコード等でニューリリース!
細野晴臣、デビュー55周年記念プロジェクトとしてさまざまな企画が進行中の中、スピードスターレコーズよりリリースされた、細野晴臣のアルバムを重量盤アナログレコードでニューリリース!
全タイトル、アナログカッティングの名匠、小鐵徹氏によるカッティング。
『HoSoNoVa』
2011年リリース。新録ソロアルバムとしては『フライング・ソーサー 1947』以来4年振り、また1973年に発表したファーストアルバム『HOSONO HOUSE』以来38年ぶりとなった全曲ボーカル・アルバム。
※オリジナルLPリリース:2013年5月22日
発売・販売元 提供資料(2025/08/29)
細野の魅惑の低音ヴォイスが存分に堪能できる、38年ぶりの全曲ヴォーカル・アルバム。ティン・パン・アレーの面々をはじめ、Coccoやオノ・ヨーコ、ヴァン・ダイク・パークスなど実に多彩なメンツが参加しているが、主役のフラットな歌声が全体のトーンを安定させているため、雑然とした印象は微塵もない。米国ルーツ音楽を軸にしながらも多国籍情緒の滲むサウンドは細野流アメリカーナの趣だが、そこには70年代のソロ諸作のようなアイデンティティー探求的な視点はなく、むしろ<漂泊する旅人>としての自分を心底楽しんでいるような、どこかトボけていてリラックスした風情に包まれている。なお、先ほどから数回ループしてアルバムを聴き続けているけど、まったく飽きない。なんて心地良いんだろう。
bounce (C)北爪啓之
タワーレコード(vol.331(2011年4月25日発行号)掲載)