〈ミュージシャンズ・ミュージシャン〉-この称号で呼ばれることはどんなミュージシャンにとっても至上の喜びを感じるに違いない。そしてそれはミュージシャンとして〈ヴァーチュオーゾ〉、もしくは〈マエストロ〉、つまり〈巨匠〉と呼ばれる域に達したからである。アラン・ホールズワースもそんな〈巨匠〉の域に達した数少ないミュージシャンであり、ギタリストの一人である。そんな彼の数々のアルバムをハイブリッドSACDでリリース!
1984年の初来日以来24回の来日公演を行い、そのギグの回数は159回にもなる。うちレコーディングは5回、発売されたのは1984年の初来日時の映像作品と2002年の来日時のCDのみで、六本木ピット・インでレコーディングされた素材は完璧主義のホールズワースが納得できるものではなく、お蔵入りとなっていた。そして半年以上の説得の末、ようやく2003年末にリリースされる運びとなった。
メンバーはジミー・ジョンソン&ゲイリー・ハズバンドのリズム・セクションにキーボードのスティーヴ・ハントからなる4人で構成。『I.O.U.』、『アタヴァクロン(原題:Atavachron)』、『サンド(原題:Sand)』、『ハード・ハット・エリア(原題:Hard Hat Area)』とトニー・ウィリアムス・ライフタイム時代のナンバーで構成されており、当時のホールズワ-スお気に入りのセット・リスト。そのハイテンションなパフォーマンスはお蔵入りになっていたことが信じられない完成度で、その後にリリースされた『オール・ナイト・ロング(原題:All Night Wrong)』に匹敵する出来である。また、バリトン・ギターをフィーチュアしたアルバム未収録の3つのインプロヴィゼーションが完全収録されている。ようやく陽の目をみることとなったファン待望の一枚だ。
輸入盤国内仕様
1CD
*E式シングル限定紙ジャケット仕様〈ライナーノーツ付〉
*SACDハイブリッド
(通常のCDプレーヤーおよびSACD対応プレーヤーの両方で再生可能。対応プレーヤーではSACDの高音質がお楽しみいただけます)
アラン・ホールズワース (g)
ジミー・ジョンソン (b)
ゲイリー・ハズバンド (ds)
スティーヴ・ハント (kbds)
発売・販売元 提供資料(2025/08/20)