カンタベリー・ミュージック界を代表するミュージシャンとして広く知られるDave Stewart(key)・Pip Pyle(drs)の2名が参加してながらも、その実態はほぼ謎に包まれているスタジオ・プロジェクト/グループ:THE GHOULIESによる'82年唯一作『DOGGED BY DOGMA』がドイツ:Paisley Pressレーベルより'25年初CD化!
本作の中心人物となるのは、NATIONAL HEALTHがAlan Gowenへの追悼として一時的に再編し録音した'82年作『D.S. AL CODA』のリリースで知られ、本作のオリジナルのリリース元でもあるインディペンデント・レーベルLounging Recordsの立ち上げ人である、ウェールズ出身のマルチ・ミュージシャン/ソングライターCharlie Summers。本作にはCharlie以外のミュージシャンが全く共通しない、ウェールズのセッション・ミュージシャンを中心とした2つの異なるグループによって録音されたCharlie作の全9曲が収められており、そのうちDave・Pipの2名は「GROUP TWO」のメンバーとして6曲に参加しております。
肝心の音の内容としては、ニューウェーブ/ポスト・パンク全盛の80年代初頭の音楽シーンからカンタベリー・ミュージックの黄金期を回顧したという言うべき仕上がりの、単なるフォロワーの立場に留まらないユニークなジャズ・ロックサウンドとなっており、Richard Sinclairにも似たCharlieのそっけないボーカルスタイル、滲んだ色彩のエレピ、つのめったギター、フォーク系女性シンガーElaine Morganによるコケティッシュなボーカル、着地点がはっきりとしないコード進行と曲展開など、まさしく"あの頃"のカンタベリー・ミュージックを思わせる要素を満遍なく取り入れつつ、チープな響きのキーボードや直線的なノリといったポストパンク影響下のアプローチも随所に点在。丁度、RecRecレーベルなどに代表される同じく80年代前半に誕生したR.I.O.系バンドの音を陽気にしたとも形容出来るユーモアと屈折感がマニア好みといえる、隠れたカンタベリー・ミュージックの良作です!!
発売・販売元 提供資料(2025/08/28)