ブルースの深みとソウルの熱気をひとつに融合させた、リトル・ミルトン1966年の名盤。
1966年、B.B.キングやT-ボーン・ウォーカー、ローウェル・フルソンらの名曲を、ホーンが炸裂する豪華サウンドで再構築した傑作。ジーン・バージの緻密なアレンジと、チェス黄金期の名手たちによるシカゴ録音が光る。「Feel So Bad」R&Bチャート7位のヒットを含む全曲が、熱きブルースとソウルの香りを放つ。
前年の大ヒット「We're Gonna Make It」でR&B界にその名を轟かせたリトル・ミルトンが、チェス・レコード傘下チェッカー・レーベルから放った渾身作。B.B.キングの「Sweet Sixteen」、T-ボーン・ウォーカーの「Stormy Monday」、ローウェル・フルソンの「Reconsider Baby」、そしてジェームズ・ブラウンの「Please, Please, Please」まで、ブルース&R&Bの名曲を一気に網羅。選曲には、彼のルーツとリスペクトが凝縮されています。
制作の指揮を執ったのは、サックス奏者でもあり名アレンジャーのジーン・バージ。豪快なホーン・アレンジと緻密なバンド構成で、ブルースにソウルのエッセンスを加えた新しいサウンドを構築しました。録音はシカゴのテル・マースタジオ、エンジニアは名匠ロン・マロ。参加ミュージシャンにはフィル・アップチャーチ(g)、サニー・トンプソン(p)らチェスの精鋭が集結し、迫力のアンサンブルを繰り広げています。
「Feel So Bad」はR&Bチャート7位のヒットを記録し、アルバム全体もブルースとソウルの境界を越えた意欲作として高い評価を獲得。当時のシカゴの空気をそのまま閉じ込めたような生々しい録音は、半世紀を経た今も鮮烈です。伝統を受け継ぎながら時代の息吹を吹き込んだ、まさに"ビッグ・ブルース"の決定盤。ブルース・ファンはもちろん、ソウル好きにも強くおすすめできる一枚です。
解説:オールデイズ編集部
発売・販売元 提供資料(2025/08/15)