さあ、足を踏み鳴らし、高らかに乾杯をしよう、あの愛すべき酔いどれバンドのために。アイリッシュ・トラッドをベースにパンク・ロック的なアプローチで"ケルティック・パンク"という独自のスタイルを確立した、愛すべき酔いどれバンド、ザ・ポーグス! 彼らが1985年にリリースしたセカンド・アルバムにして彼らの代表作ともいうべき名作『RUM SODOM & THE LASH』が、発売40周年記念エディションとなって登場! こちらはオリジナル・アルバム収録曲に加え、Bサイド曲や入手困難となっていた1986年のEPに収録されていた楽曲、そして英BBCに出演した際のセッション音源などを収録した、レッド・マーブル・カラー仕様の限定2枚組アナログ盤エディション!
アイルランドのフォーク・トラディショナル・ミュージックをベースにパンク・ロック的なアプローチで"ケルティック・パンク"という独自のスタイルを確立した、80年代を代表する愛すべき酔いどれバンド、ザ・ポーグス。そのサウンド・スタイルはもちろんのこと、文学性とドラマ性を併せ持った見事なストーリーテラーとしても人気を博す彼らは、1984年のデビュー以降5枚のアルバムを全英チャートTOP20に送り込み、今もなお時代を超えて愛され続ける永遠の名曲「Fairytale Of New York(邦題:ニューヨークの夢)」を生んだ、破天荒でありながら高い音楽性/文学性を持つバンドとして世界から愛され続ける永遠のケルティック・パンク・バンドだ。
彼らが1985年に発表したセカンド・アルバムにして彼らの代表作『RUM SODOMY & THE LASH』が、今年でリリース40周年という記念すべきアニヴァーサリー・イヤーを迎える。1985年8月5日にリリースされたこのアルバムは、ザ・ポーグスを象徴するあの生々しいエネルギーと詩的なリリシズムを余すところなく捉えた作品であり、同世代のバンドの中でも最も影響力のあるバンドの一つとしての地位を確固たるものとした作品となったのだ。(1/2)
発売・販売元 提供資料(2025/08/15)
今回、この名作の発売40周年を記念した作品、その名も『RUM SODOM & THE LASH (40TH ANNIVERSARY EDITION)』が登場することとなった! デラックス2枚組CDエディションと、コレクターズ・アイテムとなる限定盤2枚組レッド・マーブル・アナログという2形態でリリースされるこの40周年記念エディションには、オリジナル・アルバムを収録したディスクに加え、1986年にリリースされていた伝説的EP『POGUETRY IN MOTION』収録楽曲や、1985年7月に行われた英BBCのジャニス・ロング・セッション時の音源、そしてオリジナル・シングルのBサイド曲などを収録したボーナス・ディスクが同梱されている。
またこのボーナス・ディスクには、1987年12月にグラスゴーにある会場、バロウランドで行われたパフォーマンスの模様を捉えた「A Pair of Brown Eyes」と「Sally MacLennane」の貴重なライヴ音源、そしてザ・ラヴィン・スプーンフルの「Do You Believe In Magic」のカヴァーといった、現在入手不可能となっている貴重な音源もボーナス・トラックとして追加収録されている。
彼らのライヴを一目見て気に入ったエルヴィス・コステロがプロデュースを買ってでたこのセカンド・アルバム『RUM SODOMY & THE LASH』。もともとコステロは彼らのシングル制作のためにバンドと共にレコーディングを行っていたのだが、最終的に彼は滞在期間を延長し、アルバム全てのプロデュースを行うこととなった。当時、コステロはアルバム全体に携わったことに関して、「いわゆるプロフェッショナルなプロデューサーによって彼らの魅力が台無しにされる前に、彼らが持つあの荒廃とした輝きや栄光をサウンドとして捉えることこそが、私の使命だと思っていたんだ」と語っている。このアルバムは1985年8月5日にリリースされ、全英アルバム・チャートで13位を記録した。ロマン派絵画の名作、テオドール・ジェリコによる「メデューズ号の筏」をパロディにしたアートワーク、そして船乗りにまつわる言葉を冠したタイトルを持つこの『RUM SODOMY & THE LASH』からは、「A Pair Of Brown Eyes」や「Sally MacLennane」、そして「Dirty Old Town」といった人気楽曲が収録されている。(2/2)
発売・販売元 提供資料(2025/08/15)
"I saw my task... was to capture them in their delapidated glory before some more professional producer f--ked them up," Elvis Costello wrote of his role behind the controls for the Pogues' second album, Rum Sodomy & the Lash. One spin of the album proves that Costello accomplished his mission; this album captures all the sweat, fire, and angry joy that was lost in the thin, disembodied recording of the band's debut, and the Pogues sound stronger and tighter without losing a bit of their edge in the process. Rum Sodomy & the Lash also found Shane MacGowan growing steadily as a songwriter; while the debut had its moments, the blazing and bitter roar of the opening track, "The Sick Bed of Cuchulainn," made it clear MacGowan had fused the intelligent anger of punk and the sly storytelling of Irish folk as no one had before, and the rent boys' serenade of "The Old Main Drag" and the dazzling, drunken character sketch of "A Pair of Brown Eyes" proved there were plenty of directions where he could take his gifts. And like any good folk group, the Pogues also had a great ear for other people's songs. Bassist Cait O'Riordan's haunting performance of "I'm a Man You Don't Meet Every Day" is simply superb (it must have especially impressed Costello, who would later marry her), and while Shane MacGowan may not have written "Dirty Old Town" or "And the Band Played Waltzing Matilda," his wrought, emotionally compelling vocals made them his from then on. Rum Sodomy & the Lash falls just a bit short of being the Pogues' best album, but was the first one to prove that they were a great band, and not just a great idea for a band. ~ Mark Deming
Rovi