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ミルトン・フリードマン(上) 生涯と思想

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フォーマット 書籍
発売日 2025年11月26日
国内/輸入 国内
出版社日経BPマーケティング
構成数 1
パッケージ仕様 -
SKU 9784296120123
ページ数 420
判型 46

構成数 : 1枚

序章
第I部 起源
第1章 ローウェイの町からラトガース大学へ
第2章 シカゴ・プラン
第3章 ルーム・セブンのギャングたち

第II部 ニューディール期のワシントン
第4章 財政革命
第5章 ケインズを疑う

第III部 第2期シカゴ学派
第6章 コウルズ委員会を征服する
第7章 法と経済学
第8章 陰の立役者たち

  1. 1.[書籍]

2025年レーガン・ブック・プライズ受賞
2023年英エコノミスト誌ベストブック

「自由の哲学」の巨人はいかにして誕生したのか。
20世紀で最も影響力ある経済学者ミルトン・フリードマンの全生涯を
アーカイブに基づき再現した決定版伝記

■ケインズと並び、20世紀世界に最も影響を与えた経済学者、ミルトン・フリードマン。フリードマンの公刊および未公刊著作を徹底的に調査した本書は、彼の非凡な全生涯を丹念かつ精緻に再現すると同時に、20世紀の経済学、経済・金融・政治の軌跡をたどり、現代世界に対するフリードマンの巨大な知的影響力を明らかにする。

■フリードマンは経済学者の枠を超えた存在だった。フリードマンは個人の自由と、より豊かで自由で開かれた世界のための「自由の哲学」を提示し、実際の政策を変えさせた。変動相場制、負の所得税などフリードマンの一見クレイジーなアイデアは、いまの世界にも大きな影響を与え続けている。

■本書は、フリードマンを取り巻く経済学者、中央銀行家、政治家との関係を通して、彼の思想と行動の特異性を浮き彫りにする。さらに『資本主義と自由』や『選択の自由』を支えた妻ローズ、『合衆国金融史』の共著者アンナ・シュウォーツ、恒常所得仮説の構築に寄与したマーガレット・リードなど、彼を支えた女性研究者に初めて光を当てる。

■上巻ではフリードマンが経済学者として地位を築いていく様子を、恩師アーサー・バーンズ、義兄アーロン・ディレクター、生涯の友人ジョージ・スティグラー、フリードリヒ・ハイエクらとの交流も交えて描く。

【著者のメッセージ】
「フリードマンの思想は彼が生きた時代の政治から解き放たれ、繰り返し提起される問題、例えば経済成長と国家権力、社会の福利厚生と個々の構成員の自由、部分と全体といったテーマと格闘するすべての人々にとっての資産となる。本書『ミルトン・フリードマン――最後の保守主義者』〔原著書名〕は一人の男性の伝記であるにとどまらず、過ぎ去った世界への哀歌であり、教訓に満ちた物語であり、思想の力をあますところなく証明した記録でもある」(本文より)

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