そのサウンドとメッセージで世界に革命を起こし続ける、70年代アメリカ西海岸のファンク・シーンを代表する存在にして、SoCalシーンの伝説的ストリート・バンド、ウォー。バンド結成55周年&傑作『WHY CAN'T WE BE FRIENDS?』の発売50周年を記念して、彼らが1971年から1975年の間に発表し、ウォーというバンドをアメリカン・ミュージック・シーンにおける唯一無二の独創的な存在として世界に知らしめることとなった、全5枚のスタジオ・アルバムをコンパイルした豪華5枚組CDコレクション、その名も『THE CD COLLECTION 1971-1975』が登場!
1969年、カリフォルニア州ロングビーチで産声を上げたウォーは、多様な人種からなるメンバーにソウルやジャズ、ラテンやファンク、R&B、ロックなど様々なジャンルをクロスオーヴァーさせた音楽性で世界に革命を起こし続ける伝説的ストリート・バンドだ。人種の壁を音楽によって取り払い、幅広いファンを獲得し、タワー・オブ・パワーやスライ&ザ・ファミリー・ストーンと共にアメリカ西海岸のファンク・シーンを牽引する存在となった彼らは、幾度かのメンバー・チェンジを経ながら現在も最初期からグループを支え続けるキーボード・プレイヤーのロニー・ジョーダンを中心に活動を続けている。今年2月にはBlue Note Tokyo公演のため来日、最高のパフォーマンスで集まった観客を魅了素晴らしいパフォーマンスを観せてくれことも記憶に新しいところだろう。
バンド結成55周年、そして1975年に発表した名作『WHY CAN'T WE BE FRIENDS?』の発売50周年というダブル・アニヴァーサリー・イヤーとなる今年、彼らは様々な作品がリリースし、精力的にツアーを行い、そして今年6月に彼らはハリウッドのウォーク・オブ・フェイムへの仲間入りを果たすなど、様々な形でアニヴァーサリーを祝福しているのだが、今回その一環として、彼らの揺るぎないレガシーを記念する5枚組CDコレクション、『THE CD COLLECTION 1971-1975』がリリースされることとなった。(1/2)
発売・販売元 提供資料(2025/08/08)
美しいパッケージが採用されたこの豪華5枚組CDボックスには、『WAR』(1971年)、『ALL DAY MUSIC』(1971年)、『THE WORLD IS A GHETTO』(1972年)、『DELIVER THE WORLD』(1973年)そして『WHY CAN'T WE BE FRIENDS?』(1975年)という、元フロントマンのエリック・バードン脱退後、ウォーというバンドの第一章ともいうべき1971年から1975年に間に彼らが発表した名作の全てが収録されている。ここにコンパイルされた5枚のアルバムは、ファンクやジャズ、ラテンやソウル、そしてロックやサイケデリックといったサウンドを見事に融合した、ジャンルにとらわれない独自のサウンドを生み出していった作品であり、ウォーというバンドがアメリカン・ミュージック・シーンにおいて唯一無二の独創的な存在となっていくその進化の証ともいうべき作品ばかりだ。
2024年に発表した『THE CD COLLECTION 1977-1994』同様、この印象的なパッケージのアートワークは、非常に高い評価を受けるイラストレーター、デイブ・ヴァン・パッテンによるオリジナルのアートワークがフィーチャーされている。彼のそのシュールな手描きのスタイルは、ウォーが放つサウンドとメッセージと同様に、境界線を押し広げるかのようなエネルギーに満ちており、サウンドとともに最も鮮やかで、没入感のあるリスニング体験を提供してくれる。
2021年のレコード・ストア・デイ限定アナログ盤としてリリースされていたコレクションが、今回ついにCDボックスとしてリリースされることになるのだが、ウォーの最も象徴的な時代をまとめあげたこの作品は、昔からのコレクターはもちろんのこと、新しいリスターにとっても必携のアイテムとなることは間違いないだろう。『THE WORLD IS A GHETTO』のストリート感あふれる詩情から、『WHY CAN'T WE BE FRIENDS?』の心を揺さぶるメッセージまで、ここに収録されているアルバムはすべて、今もなお力強く、喜びに満ち、時代を超越した魅力を放っているのだ。(2/2)
発売・販売元 提供資料(2025/08/08)