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構成数 : 1
【書評】
『悪性リンパ腫治療マニュアル(改訂第5版)』が発刊された.20年以上の歴史をもつロングセラーシリーズである.「治療マニュアル」という名称ではあるが,内容は悪性リンパ腫の疫学から始まり,病因,分子病態,診断,分類についてもわかりやすくまとめてあり,支持療法を含めた治療の詳細はタイトル通りきわめて充実している.さらに,悪性リンパ腫を対象とする臨床試験についても触れられるなど,治療を軸として記載されている悪性リンパ腫の教科書ともいえるだろう.
悪性リンパ腫領域ではゲノムレベルでの病態解析とそれに基づいた病型分類が急速に進んでいる.病型,病態に合わせた化学療法レジメンの開発とともに,多数の分子標的治療薬,細胞療法の開発,導入が続いている.悪性リンパ腫治療はこれらの組み合わせとして構成されており,多数の治療方法のなかから,エキスパートによる適切な治療レジメン選択とその精緻なマネジメントが必須の造血器腫瘍領域となっている.
今回,本書の病型別治療方針では代表的な悪性リンパ腫12病型に加えて,特別な疾患として9種のリンパ腫が取り上げられており,治療レジメンとしては非Hodgkinリンパ腫に対して12レジメン,Hodgkinリンパ腫に対して3レジメンが記載されている.さらに,成人T細胞白血病・リンパ腫についても2種類のレジメンが加えられている.すなわち,20を超える病型(疾患)ごとに,17の治療レジメンをどのように使い分けるか,が悪性リンパ腫治療の重要な選択となっていることがわかる.さらに分子標的治療薬,細胞療法がこれに加わる.現場では,患者ごとに合併症,全身状態などを考慮して投与できる薬剤を選択し,投与量が調節されており,リンパ腫治療の幅広さ,奥深さがよくわかる.この治療マニュアルでは,このような複雑な治療の現場がどうしてつくられてきたのか,そういった基本的な考え方,化学療法に伴う合併症への対処,悪性リンパ腫に対する放射線治療の基本,分子標的治療薬の総論など,治療レジメンのみではなくその周辺についても解説されている.
本書では治療の実際として,病型別の治療方針(標準治療と研究的治療),治療レジメンごとの詳細な説明,さらに分子標的治療薬それぞれの解説がなされており,病棟で主治医として悪性リンパ腫治療を施す際に,実臨床の現場ですぐに役立つよう書かれている.そればかりでなく,担当する疾患(病型)ごとに,選択した治療レジメンごとに,また薬物についての解説に目を通すことで,担当する患者さんの治療を多方面から学ぶことができるようになっている.
患者さんを担当する,とくに若手の血液内科医にとって大変役立つ悪性リンパ腫の治療の手引きであり,本書の読者のなかから将来この分野で活躍するエキスパートが出てくることを期待したい.
臨床雑誌内科127巻4号(2021年4月号)より転載
評者●長崎大学原爆後障害医療研究所 教授 宮﨑泰司
【改訂第5版の序】
この度『悪性リンパ腫治療マニュアル(改訂5版)』(以下、今版)を皆様にお届けすることになった。
『悪性リンパ腫治療マニュアル』は、1998年に当時藤田保健衛生大学教授の平野正美先生と国立がん研究センター中央病院の飛内賢正先生により初版が出版されて以来、継続的に版を重ねてきた。その後、堀田知光先生(現国立がん研究センター)...
| フォーマット | 書籍 |
| 発売日 | 2020年11月21日 |
| 国内/輸入 | 国内 |
| 出版社 | 南江堂 |
| 構成数 | 1 |
| パッケージ仕様 | - |
| SKU | 9784524226450 |
| ページ数 | 406 |
| 判型 | B5 |

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