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福田和也コレクション 2 なぜ日本人はかくも幼稚になったのか

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フォーマット 書籍
発売日 2025年09月19日
国内/輸入 国内
出版社ベストセラーズ
構成数 1
パッケージ仕様 -
SKU 9784584140055
ページ数 674
判型 46変形

構成数 : 1枚

第一部 日本とは何か

第一章 日本の家郷 彷徨者の様式としての近代小説

第二章 「内なる近代」の超克 日本人として、如何に自らを語るか
体験としての近代、内なる近代
父の「家」
日本人の学問
マジョーレ湖畔の石燈籠

第三章 日本人であるということ
はじめに
なぜ私は語るのか/日本人である、ということを考えてほしい
日本人の根幹を成すもの
日本人としての意識/日本文化の土台を築く/日本人をつくり上げた大航海時代
中国やアジア諸国とどこが違うか/大事なのは首領の血統よりも組織の存続/武士集団の論理/津々浦々に広がった王朝文化/一向宗と不受不施派の精神性/織田・豊臣政権の国内統一/徳川政権の「鎖国」という選択/鎖国の文明史的意義/後水尾院の古典研究と朱子学/古学から日本国学への道/唐意と大和心/鎖国の破綻とアイデンティティ/エネルギーの元になった国学/明治維新と国民の誕生/西洋からも、アジアからも孤立する日本/日本人の姿や心をつくってきたもの

第四章 乃木希典
面影
マッカーサーが植えたハナミズキ/「有徳な人間」になりきること/「弱さ」を振りかざして、戦う/児玉源太郎との好対照/有能であることは、大事なことか
国家
吉田松陰の「優しさ」/軍人になるか、学者になるか/近代国家との絆/師と弟を犠牲にして/「身傷つくも死せず却つて天を怨む」
葬礼
武士道よりも厳しい道/「徳」によって国民の信任を得る

第五章 保田與重郎と昭和の御代
天上の修羅
百合と山梔
昭和の御代
二十一世紀の歌


第二部 ナショナリズムとは何か

第六章 なぜ日本人はかくも幼稚になったのか
幼稚な幼稚な日本人
肝心なことは何も語られていない/国松警視庁長官は「不覚」だった/「士さむらい」は、恥辱をかかえながら生きられない/「誇り」と「責任」は生命よりも大事/人は何のために死ぬのか、何のために死ななければならないのか/「士」たる誇りを、日本人は失ってしまった/「プライド」と「誇り」を混同してはならない
世界一かわいそうな日本の子供たち
愛国心なきところに倫理なし/教育とは、「高い価値」を押しつけることだった/本来の個性は、「縦」の個性でなければならない/先生が「命がけ」にならなくては、教育は蘇生しない/「大きな価値」を信じぬ親の言葉が、子供に届くわけがない/惨澹たる教育の現状は、国を軽侮したつけである
そんなに「生命」は大切なのか
「戦争は悪だ」と、誰もが思い込んでいる/生命自体に「価値」があると云えるだろうか?/「戦争はイヤだ」という実感から、考えを進めるべきだった/「イヤなこと」を強制する大人がいなくなってしまった/「生命は地球より重い」は、一国の宰相にあるまじき卑怯な云い訳/他人の価値観との衝突を恐れてはならない/「命が一番大切」だからこそ、子供がどんどん死ぬのです
「国民」より「国家」が大事
死から生を見つめ、生命の「意味」と「価値」を問わなければならない/「国のための死」は、あらゆる道徳の礎でなければならない/「国」を度外視して、生きることの価値は問えない/まず政治家が国民に、「イヤなこと」を強いなければならない/民主主義は、万能の

  1. 1.[書籍]

日本社会の混乱の原因は、私たち日本人の中にある。
一切の責任感をもたず、親切と善意に逃げる「いい人」たち。
日本を嫌い、忘れようとする「国際派」の人たち。
自己愛を愛国心にすり替えただけの「エセ右翼」たち。
「幼稚」化して久しい、情けない日本人たちに喝を入れる。
歴史をふり返り、その叡智を学び、日本人にとって本当に大事なものを取り戻すために。
――現代の日本人よ。
命にかえても守るべきものとは、何だ。
昨年9月に急逝した著者が遺した、この国の未来を読者に託す、珠玉のメッセージ。

「幼稚というのは、頭が悪いとか、知識がないとかいうことではありません。(中略)「幼稚」というのは、肝心なことに目をつぶっている、ということです。
大人ならば、責任を持って見すえなければならない、避けて通ってはならないことを、見ないですましているということ。これが幼稚だということです。
肝心なことというのは、いくつかあります。中でも一番大事なのが、生き死にかかわることでしょう。
人は何のために死ぬのか。
何のために死ななければならないのか。
これが肝心なことです。」(「第六章 なぜ日本人はかくも幼稚になったのか」より)

作品の情報

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著者: 福田和也

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