デビュー以来、J-R&Bのフロントラインを押し進めてきた小袋成彬の意欲作。
ビートが交差する雑踏で新時代に鳴らす、ジャパニーズソウルの可能性。
小袋のキャリアで初めての自主リリースとなる本作は、Samphaのサポートバンドでベースを弾くRosetta CarrやKokorokoのドラマーのAyo Salawu、さらにNala SinephroのサポートピアニストでもあるLyle Bartonなど、ロンドンの音楽シーンで活躍するミュージシャンが数多く参加している。ミキシングエンジニアは、D'Angelo「Voodoo」やErykah Badu「Mama's Gun」などを手掛けたグラミー賞エンジニアとして知られるRussell Elevadoが担当した。ジャズやレゲエ、ダブ、ラテンなど多国籍な音楽と日本語の美しさが融合した、小袋の意欲作となっている。
発売・販売元 提供資料(2025/07/30)
ソロ・アーティストとしてはもちろん、iriやDaoko、ミイナ・オカベら名だたる面々への楽曲提供やプロデュースでも才覚を発揮しているロンドン在住の音楽家が、現地で知り合ったミュージシャンたちを迎えて約3年ぶりの新作をリリース。低音のグルーヴが渦巻くファンキーでソウルフルな表題曲や、演歌のこぶし的に情感が迸る"Shiranami"、ラテンのフレイヴァーを散りばめた哀愁漂う"Kagero"など、バンドのセッションと日本語詞が共鳴するサウンドは、その熱い歌心も相まって圧巻の一言。ジャジーなピアノと共に歌い上げる"Sayonara"にも魂を揺さぶられる、J-Popの新たなスタンダードとなる一作!
bounce (C)郡司和歌
タワーレコード(vol.495(2025年2月25日発行号)掲載)