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| フォーマット | 書籍 |
| 発売日 | 2025年09月05日 |
| 国内/輸入 | 国内 |
| 出版社 | 誠信書房 |
| 構成数 | 1 |
| パッケージ仕様 | - |
| SKU | 9784414417173 |
| ページ数 | 206 |
| 判型 | A5 |
構成数 : 1枚
序 論
第1章 悲嘆心理学の歴史(I)──Freudの黎明期から1980年代まで
1. はじめに
2.悲嘆心理学の基本用語の混乱
3.悲嘆心理学の源流──対象喪失と喪の仕事
4. 今、どこにいるのか──悲嘆の旅路の里程標
付記──日本の先駆的な研究と死の啓発運動──昭和の潮流を素描
コラムI 人生を卒業し、銀河でダンスを踊る
第2章 悲嘆心理学の歴史(II)──1990年代の「新しい波」から現在へ
1. はじめに
2.続いていく絆
3. 複眼的な死別対処
4. 意味の探索と喪失の「物語」の構築
5.まとめ──悲嘆心理学の展開と位置づけ
コラムII 「あきらめ」の三態
第3章 Worden著『悲嘆カウンセリング』を読み解く
1.科学者-実践家としての歩み
2.喪の課題──対処課題の提起
3.媒介要因──見立ての枠組み
4.悲嘆カウンセリングと悲嘆セラピーの違い
5.「分離の葛藤」とは何か
6.拗れた悲嘆と「遷延性悲嘆症」
7.おわりに
コラムIII 「差異」を見るのか、「共通」を見るのか
第4章 津島佑子,悲嘆夢を生きる
1. 喪失と夢
2.津島佑子と息子の事故死
3.悲嘆夢の系列と理解
4.考察
コラムIV James Barrieの悲しみ──兄弟姉妹の死
第5章 生死の〈あわい〉を生き抜く営み
1. はじめに
2.リアリティワークの気づきと提案
3.「いのちの仕舞い」と生死のワーク
4.まとめ──〈あわい〉という境界領域
コラムV 悲しは愛し、恋は孤悲
第6章 〈事例研究〉「喪失コンプレックス」の解消と経験の変貌
1. 問題と目的
2.来談経緯と視座、事例概要
3.心理面接の経過
4.考察
コラムVI 「いる」とは何か、「いない」とは何か
第7章 〈最終講義〉人生と生きる時間──悲しみの時間学
1.はじめに──こころの時間
2.あの日から「止まった時間」
3.現在から過去に吹き返す時間──過去は変わる
4.締め切りと生死の時間
5.『モモ』の時間──時はいのち
コラムVII 流れ星の瞬間──もう一つの『モモ』の時間
あとがき
文献
人名索引
事項索引
前書より11年経ったいま、悲嘆症状に関するDSM・ICDのカテゴリーが新設され、死別・悲嘆の心理学や精神医学もさらに発展してきた。本書では、悲嘆理論の批判的なレビューや新たなモーニングワーク論、悲嘆夢の三人称の事例研究、さらに筆者による二人称の悲嘆臨床事例を開示し、最終章では岡山大学退官時の最終講義を収録。定年直前にがんを発症したことにも触れ、悲しみといのちが熟されていく「時熟」(限られた時間の中で物事が成熟していく過程)の様を、研究者の冷静な目線で追っていく。研究書でありながら魂を揺さぶられる、著者独自の喪失・悲嘆論の集大成。

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