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機械仕掛けの音楽誌 自動人形(オートマタ)はオペラの夢を見るか

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構成数 : 1

前口上|機械が歌をうたうとき

1|プラトリーノの秘密の洞窟

2|天界から地獄まで

3|アルチンボルドのひそかな企み

4|波間の怪物

5|エステ荘の水の戯れ

6|キルヒャー師を訪ねて

7|太鼓よとどろけ!

8|失われた音をもとめて

9|虹色クラヴサン

10|鼓笛童子春壽(こてきどうじはるのことほぎ)

11|レントゲン式収納術

12|王妃に捧げるオートマタ

13|蠟人形師の自動オルガン

14|天使の音色──グラス・ハーモニカ興亡史(1)

15|デイヴィス姉妹──グラス・ハーモニカ興亡史(2)

16|天使のごときマリアンネ──グラス・ハーモニカ興亡史(3)

17|メトロノームとパンハルモニコン

18|狼谷は危険な香り

19|幽霊たちが歩きだす

20|バレリーナ幻想

21|香りの音階

22|純粋な響きをもとめて──ブルックナーと田中正平

23|自動ピアノのための練習曲

24|音楽の小箱

あとがき

  1. 1.[書籍]

歌え、人造のミューズよ。
科学技術と芸術のはざまに消えた
「音楽の錬金術師たち」の系譜をたどる
もうひとつの音楽史。

歯車は奏で、幻想は踊る。
いざ、音楽と機巧(からくり)の迷宮へ!

ラッパが響きわたる人工洞窟、
海と怪物のスペクタクル、
即興演奏を記録する機械、
虹色を奏でるクラヴサン、
フルートを吹く自動人形、
天使の楽器アルモニカ、
香りをふりまくオルガン……

命なき楽士たちがつづる500年の音楽史。

「音楽は人の手が楽器を鳴らして演奏するもの、人が声を発して歌うものだ。そういう常識の片隅でわたしたちは、機械じたいが鳴らす音楽に心惹かれずにはいられない」
──「前口上 機械が歌をうたうとき」より

「人を驚かせたいという願望が自動人形や自動演奏機械、早変わりする舞台装置を生み出した。アルモニカの音色、ファンタスマゴリーの誘惑、色と音と香りの共鳴、そこには人間の認識にたいする科学の夢がある。あるいは、消えてしまう即興演奏を書きとめようとする試み、これはレコーディング、そして現代の打ち込み式の楽譜入力で可能になった。しかし、その思想・願望は18世紀には生まれ、それほど現代とは異ならないかたちで提案されていた。ただその当時の技術が追いついていなかっただけである」
──「あとがき」より

『月刊アルテス』好評連載、待望の書籍化!

作品の情報

メイン
著者: 長屋晃一

フォーマット 書籍
発売日 2025年08月26日
国内/輸入 国内
出版社アルテスパブリッシング
構成数 1
パッケージ仕様 -
SKU 9784865593204
ページ数 272
判型 46

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