わが歌、わが人生

故松本紀久子、故ロドルフォ・リッチ、故リア・フォン・ヘッサート、故畑中更予の各氏に師事し、毎年のようにリサイタルを続けてきた杉山知勢子の初アルバム。人生の響きが、澄んだ歌声に宿る。きめ細やかな表現と豊かに広がっていく声が味わえる一枚。 (C)RS

人生の響きが、いまも澄んだ歌声に宿る。
傘寿を越えて紡がれた、日本歌曲への深い感謝と祈りの記録!

故松本紀久子、故ロドルフォ・リッチ、故リア・フォン・ヘッサート、故畑中更予の各氏に師事し、毎年のようにリサイタルを続けてきた杉山知勢子の初アルバム。
人生の響きが、澄んだ歌声に宿る。
きめ細やかな表現と豊かに広がっていく声が味わえる一枚。

メゾソプラノ
杉山知勢子(すぎやま ちせこ)
富山県立富山中部高校を経て、武蔵野音楽大学音楽学部声楽科卒業。同大学専攻科修了。故松本紀久子、故ロドルフォ・リッチ、故リア・フォン・ヘッサート、故畑中更予の各氏に師事。在学中、武蔵野音楽大学オペラ「フィガロの結婚」のマルチェリーナ、「コジ・ファン・トゥッテ」のドラベルラ、「ウィンザーの陽気な女房たち」のライヒ夫人、「第9(アルト・ソロ)」等に出演。
1990年宮崎市にて「ヘンゼルとグレーテル」のヘンゼルを演ず。同年リサイタル開催。91年「家永ヴォーカルコンサート」出演。92年こまばエミナース、94年、96年、98年、2000年、02年、06年、08年津田ホール、12年、19年、22年、王子ホールでリサイタル開催。その他、日本歌曲によるジョイントコンサート、オペラアリアと重唱によるジョイントコンサート等に数多く出演。
第8回榛名梅の里音楽祭&「日本の歌」スプリングセミナーで榛名町町長賞、第14回カワイクラシックオーディションで最優秀賞受賞。第19回、第20回奏楽堂日本歌曲コンクールで奥田良三賞受賞。第9回小倉百人一首うたくらべ最優秀賞受賞。～座間歌曲祭2017～第1回日本歌曲コンクールで第3位、第1回日本歌曲コンクールin薬師寺で第3位入賞。第1回平井康三郎声楽コンクール奨励賞受賞。第6回日本歌曲コンクール薬師寺で第2位入賞。
瑞穂の会会員。現在、日本歌曲を塚田佳男、青山恵子の各氏に師事。

ピアノ
塚田佳男(つかだ よしお)
群馬県出身。東京藝術大学音楽学部声楽科卒業。二期会等でオペラや各種コンサートの伴奏・コレペティトゥーアを務めた後、75年から77年までドイツ・デトモルトにてピアノ・オルガン・伴奏法を学ぶ。
帰国後から現在に至るまで歌を知りぬいた繊細な音楽性で、特に日本歌曲の研究、解釈、伴奏においては現在日本の第一人者としての活動を続けている。
畑中良輔氏と共に企画・構成に携わり、その伴奏の殆どを受け持ってきた、93年より続く音楽の友ホールでの《日本歌曲シリーズ》を代表に、日本歌曲や日本の歌による演奏会での企画構成と演奏は、国内はもとより海外においても高い評価を得ている。
様々な歌手の伴奏を務めたCDは多数リリースされている。また、セミナー等での講師としての活動も、日本歌曲の歌唱法および伴奏法の指導を中心として全国各地で行っており、多くの歌い手とピアニスト達を育成している。
96年上毛芸術奨励賞、及び99年に設立の歌曲伴奏者に対する賞『水谷達夫賞』の第一回受賞者。日本演奏連盟所属。
ALM RECORDS/コジマ録音