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在庫あり| フォーマット | CDアルバム |
| 発売日 | 2025年11月05日 |
| 国内/輸入 | 国内 |
| レーベル | Sony Music Japan International(SMJI) |
| 構成数 | 1 |
| パッケージ仕様 | - |
| 規格品番 | SICP-6727 |
| SKU | 4547366766332 |
構成数 : 1枚
合計収録時間 : 00:47:47

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音作りも、例えば「ザ・コンティネンタル」などは、カンガルー日和のぽかぽか陽気に包まれたパノラマ・ソングなのだが、聴き進んでいくと、ドリーミーなコーラス&ハーモニーに欧風の旋律を奏でるブラスが絡むなど、スパイスを効かせた細かいアレンジが奏功していたりする。
ハイライトの「ザ・ジェット・ソング」は、思いっきりビートでジャンプしながら大空へと飛翔するのだが、途中サイケに時空を超えたかと思うと一瞬でトリップから戻ってきたりして、終盤には転調を繰り返しながら成層圏まで高度を上げていく、といった、練りに練ったユニークな楽曲に仕上げられている。
アルバムの後半にかけても楽曲のクオリティは落ちることがない。むしろその熟度は上がっているし、気づいたらボーナス・トラックも含めて、あっという間の14曲、充実した48分間が過ぎている、といった感じだ。
思えば、1960年代は男女混声のハーモニー・ポップ系グループが全盛期だった。スモール・サークル・オブ・フレンズを筆頭に、ソルト・ウォーター・タフィーやエターニティーズ・チルドレンなど、男女という異なるオクターブのケミストリーが暖かい春の陽射しのようにソフトでブライトなポップスを届けてくれた。本作がワン・アンド・オンリー盤の”ザ・グループ”も、そんなソフト・ロック史の記憶と記録に留めておきたい”輝く星座”の一つであることには違いない。