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文化資本論 哲学する日本の資本作用

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フォーマット 書籍
発売日 2025年10月03日
国内/輸入 国内
出版社読書人
構成数 1
パッケージ仕様 -
SKU 9784924671904
ページ数 288
判型 新書

構成数 : 1枚

近代西欧的な主客分離の文化資本Xと、述語制の非分離の日本文化資本Yとは、基本原理がまったく異なる。
文化資本は智的資本と情緒資本とによって営まれ、かつ双方を規定する。
文化資本は、経済、政治、情報、技術、科学、芸術、生活の営みの要である。
象徴資本、想像資本、社会関係資本、経済資本を統成し動かす文化資本の構造を明証化。
文化資本の経営ーマネジメントを、諸企業に実際提言しリードしてきた著者が、その二十年の軌跡と蓄積を踏まえて、文化資本の基本構造を示す。それは、近代学問体系/大学言説ではなされえない具現化の「作用の作用」の意味と力である。
マルクス主義に汚染された経済主義と政治主義を脱した深い思索がここにある。
男女の性化の性的資本論、近代言説/大学言説に代わる知的資本論、感情資本を脱する情緒資本論の総括であり、次の象徴資本論、想像資本論、社会関係資本論/パブリック資本論、経済資本論への指針である。

  1. 1.[書籍]

構造化する作用としての文化資本を提起し深めてきた、世界第一線の理論生産。ブルデューの「構造化された諸構造」としての文化資本論の先を開く。<非分離、述語制、場所、非自己>の日本原理とその資本作用は、近代の「分離、主語制・客観制、社会、自我自己」に代わる、新たな普遍原理の作用である。
マネジメントはたまたま経済企業で最初に使われたのであって、政治、経済、制度、社会、文化のあらゆる局面で要される技術であり、文化資本がその軸になる。
智的資本と情緒資本とによって、文化資本は働きの中の働きをなす。シニフィアンとしての資本作用の、本源的な総括の書。

作品の情報

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著者: 山本哲士

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