| フォーマット | 書籍 |
| 発売日 | 2025年09月18日 |
| 国内/輸入 | 国内 |
| 出版社 | 筑摩書房 |
| 構成数 | 1 |
| パッケージ仕様 | - |
| SKU | 9784480018267 |
| ページ数 | 368 |
| 判型 | 46 |
構成数 : 1枚
まえがき
序 章 日本哲学の定義と範囲を再考する
第一章 日本・哲学・とは何か
1 「日本哲学とは何か」と問うことは何を意味しているか
2 近代以前の日本に哲学はあったのか?
第二章 西洋独占主義的な哲学観を問い直す
1 哲学の西洋中心主義と西洋独占主義の問題
2 西洋における絶えざるメタ哲学の議論
3 西洋独占主義的哲学観の生成と終焉
4 迫りくる多元的哲学観へのパラダイム・シフト
5 開放に導く生き方としての哲学
6 非西洋の宗教、芸術、哲学――包摂する暴力と排除する暴力のジレンマを乗り越える
第三章 日本哲学の定義を問い直す
1 日本哲学の競合する諸定義
2 日本哲学についてのいくつかの一般化
3 普遍性への特殊な諸アプローチの集合としての日本哲学
4 世界哲学の対話への貢献としての日本哲学
5 日本における哲学の(主に)部分集合としての日本哲学
第四章 日本哲学の内容を問い直す
1 『オックスフォード・日本哲学への手引き』のトピック選定について
2 『オックスフォード・日本哲学への手引き』概要
終 章 世界における日本哲学、日本における世界哲学
参考文献
解説 世界の思考資源としての日本哲学 中島隆博
多元的な対話による
世界哲学の新たなパラダイムに向けて
西洋独占主義の呪縛を乗り越え
日本哲学を根源的に問い直す
===
西洋哲学の概念や思考法のみが純粋なものであるという特権的な意識は、いまや世界的に大きな批判に晒されている。西洋独占主義的な哲学観を輸入した日本が、「日本哲学」を再び検討すべき時期がやってきた。アメリカ、日本、ドイツでハイデガーの哲学、現象学・解釈学から仏教思想・京都学派までを幅広く研究し、日本の哲学史を専攻の一つとしてきた著者が、日本哲学とは何かを、定義・内容から深く問い直し、世界規模の対話に開かれた日本哲学がもつ可能性を総合的に考察する。

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