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構成数 : 1
I 黄のひかり
II 青い海を捨てたから
III 土色の臭
IV 春の泡
V 生きもののとき
VI 風のすじ
VII 動く遺伝子
VIII ささやきの降る
IX 影法師
X スカラベの旅
里山の詩空間
あとがき
昆虫や魚、鳥たち。春の芽吹きや風にゆれる麦の穂。時ににんげん。
自然のかすかな動きをそのままに感受し、歌として紡ぎ続ける著者の第十一歌集。
――言葉を短歌の形式に入れたときに、身体ごとぴったりとはまった感覚があった。
形式とは揺れ幅をもつ器であることを知り、その奥深さに佇んだ。
それが言葉の魅力なのだと思った。長い時のなかでゆっくりと、
言葉と真向かう日々があった。 (「あとがき」より)
【収録歌より】
蝶が来てそっと玉を抱いている燃える夕陽になるまでとまる
春の虫風にゆれとんでるようなゆれいるような
雨がぽつり 葉を打ちながれて雨が ぽつり
太古のはるか風のなかなる麦の穂が光に立ちぬ
すっくりのびる影法師おまえはだれだかたむく陽のなかにいて
| フォーマット | 書籍 |
| 発売日 | 2025年07月18日 |
| 国内/輸入 | 国内 |
| 出版社 | 短歌研究社 |
| 構成数 | 1 |
| パッケージ仕様 | - |
| SKU | 9784862728050 |
| ページ数 | 212 |
| 判型 | 46変形 |

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