MADLIBBのお気に入りギャングスタ・ラッパーとしても知られているFreddie Gibbsとヒップホップ・シーンで最も影響力があるビート・メイカー&プロデューサーのThe Alchemistが5年ぶりに再びタッグ結成、グラミー賞にノミネートされた『Alfredo』の続編を制作&リリース!!
本作は2020年5月にリリースされたFreddie GibbsとThe Alchemistのコラボ・アルバム、『Alfredo』の続編。
ジャケット、MVと日本文化への愛を感じる作品。
■Freddie Gibbs:本名Fredrick Jamel Tipton、1982年6月14日生まれ、インディアナ州出身のアメリカ人ラッパー&ソングライター。激しいブレイクビーツやトラップ・ビートに乗せてライムを刻むのも得意としており、ギャングスタ・ラップ・ファンのみならずアンダーグラウンド・ヒップホップ・ファンも魅了。2006年、Interscope Recordsと契約、デビュー・アルバムを録音したのだが、レーベルの経営陣刷新でアーティスト・ロースターが見直された結果、契約解除された結果アルバム・リリースは中止された。2011年、Young JeezyのCTE Worldと契約、ミックステープをリリース。2013年にデビュー・アルバムを『ESGN』を自身のレーベルESGNから配給会社=Empire Distribution通じてリリース、現在まで5作のソロ・アルバムをリリース、最新作は『You Only Die 1nce』(2024年11月)。
■The Alchemist :本名Alan Daniel Maman、1977年10月25日生まれ、カリフォルニア州ビバリーヒルズ育ちのアメリカ人プロデューサー、DJ、ラッパー。サンプルを多用する制作スタイルで高い評価を獲得、モダン・ヒップホップ&アンダーグラウンド・ラップ・シーンで最も影響力があるプロデューサーの1人。
発売・販売元 提供資料(2025/08/01)
いずれもアンダーグラウンドのシーンを代表するラッパーとプロデューサーによる約5年ぶりのタッグ作品第2弾。共に親日家ということもあってか、以前から噂されていた通り今作ではジャケットをはじめとする随所で日本由来の要素がフィーチャーされ、本編には日本語のセリフも挿入。ソウルフルなサンプリング・サウンドと深みのある語り口調が織りなすハードボイルドな両者の世界観にオリエンタルな妖しさも加味され、"I Still Love H.E.R."ではTERIYAKI BOYZオマージュの匂わせも。JIDやラリー・ジューン、アンダーソン・パークといった少数精鋭なゲスト勢の際立った仕事ぶりも素晴らしい。
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タワーレコード(vol.501(2025年8月25日発行号)掲載)