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倫理学講義 (第三巻)

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フォーマット 書籍
発売日 2025年07月30日
国内/輸入 国内
出版社知泉書館
構成数 1
パッケージ仕様 -
SKU 9784862854407
ページ数 488
判型 46

構成数 : 1枚

凡例
まえがき

第I部 アガペーとエロス

第一章 アガペーとエロス(一)――「アガペー」としてのキリスト教的愛
第二章 アガペーとエロス(二)――アガペーとエロスの混合
第三章 アガペーの構成要素(一)――神の愛としてのアガペー
第四章 アガペーの構成要素(二)――アガペーは自発的で動機づけられない
第五章 アガペーの構成要素(三)――アガペーは価値に対して無関心
第六章 アガペーの構成要素(四)――アガペーは創造的である
第七章 アガペーの構成要素(五)――ハルナック批判
第八章 アガペーの構成要素(六)――罪の赦しの問題
第九章 アガペーの構成要素(七)――神と友なる関係に入らしめる
第一〇章 アガペーの構成要素(八)――神と人間とのfellowship
第一一章 アガペーの構成要素(九)――マックス・シェーラー説の批判
第一二章 アガペーの構成要素(一〇)――ニグレンにおける神と友なる関係
第一三章 ニグレンのアガペー説に対する批判(一)――fellowship におけるペルソナ的応答の問題
第一四章 ニグレンのアガペー説に対する批判(二)――十人の重い皮膚病患者とイエスのアガペー
第一五章 ニグレンのアガペー説に対する批判(三)――一人の重い皮膚病患者とイエスのアガペー

第II部 キリスト教的愛について――自分のように人を愛するとは? 三つの愛,エロス,アガペー,愛の交わり

第一章 キリスト教と愛
第二章 神を愛するとはいかなることか
第三章 人を愛するとはいかなることか
第四章 「自分を愛するように」とはいかなることか
第五章 「自分を愛するように」についての問題(一)
第六章 「自分を愛するように」についての問題(二)
第七章 「自分を愛するように」についての問題(三)
第八章 「自分を愛するように」についての問題(一)の考察
第九章 「自分を愛するように」についての問題(二)の考察
第一〇章 「自分を愛するように」についての問題(三)の考察
第一一章 「自分を愛するように」についての問題(四)の考察
第一二章 神の二つの恵み
第一三章 二つの信仰
第一四章 第一の信仰―カリスマに対する信仰
第一五章 第二の信仰―感謝の信仰
第一六章 二つの恵み―第一の恵み
第一七章 恵みと感謝
第一八章 愛の二つの対象
第一九章 イエスの愛
第二〇章 感謝と愛
第二一章 感謝と愛(続き)
第二二章 三つの愛の比較
第二三章 愛の交流の発展
第二四章 救済の愛

第III部 二つの掟,特に第二の掟について生じる諸問題の考察

第一章 最も重要な二つの掟
第二章 律法における二つの掟
第三章 律法における第二の掟
第四章 第二の掟における隣人の地位
第五章 第二の掟における隣人の地位(続き)
第六章 律法の立場からみられた第一の掟と第二の掟との関係
第七章 福音の立場からみられた第一の掟と第二の掟との関係
第八章 第二の掟について生じる諸問題
第九章 旧約における「隣人」の意味
第一〇章 イエスにおける「隣人」の意味
第一一章 「隣人である」ことと「隣人となる」こと
第一二章 「自分のように」について生じる諸問題
第一三章 「自分のよう

  1. 1.[書籍]

京都大学を退職後,南山大学などで教養科目として倫理学を担当し,分かり易く語った興味深い講義録の集大成。
哲学・倫理学の学識と豊かな知見に支えられた講義は,学生たちを魅了した。研究者にとっても有益な講義である。
第二巻では愛の自明性と曖昧性という二面性を語ったうえで「愛とは何か」を問い,愛の三形態であるエロス,ピリア,アガペーのうち,エロスを中心に考察された。
本巻ではこれら三つの愛の特徴と相互関係を総合的に論じた上で,キリスト教の「アガペー」を中心に語られる。
イエスは律法学者から最も重要な律法とは何かを問われ,第一に「心を尽くし,精神を尽くし,思いを尽くして神を愛しなさい」,第二に「隣人を自分のように愛しなさい」と答えた。イエスがこれら二つの掟の深い意味と関係について説くと,律法学者はイエスに反感を抱いた。
エルサレムへの途上の村で,皮膚病を患っている十人がイエスを迎えて癒しを乞うた。病が癒され彼らは喜んで去って行った。ところがその中から異邦人のサマリア人が,神を賛美しながら戻ってきて,イエスの足もとにひれ伏して感謝した。他の人は戻らず,イエスはその人に「あなたの信仰があなたを救った」と言って立ち去らせた。
ある人がエルサレムから下ってくる時に追剝ぎに襲われ,半殺しにされた。祭司やレビ人は知らぬ顔で通りすぎたが,一人のサマリア人がこれを見て憐れに思い介抱した。イエスはこの話を律法学者に話し,隣人とは何かを問うた。
著者はこれらの話から三つの愛とは「自愛」「他愛」とそれらを介した「交流愛」であることを明らかにし,律法と福音の違い,そして神への愛について丁寧に深く考察する。

作品の情報

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著者: 山田晶
編集: 小浜善信

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