1920年代初頭にダンス研究家のルドルフ・フォン・ラバンによって提唱された<ムーブメント・クアイア(運動合唱団)>は、たんにダンスにとどまらず、社会や政治と密接な関係をもつ革新的なダンスの概念であった。だが年月を経て、人々の記憶からすっかり忘れ去られてしまった。実験アート集団LIGNAは、この歴史的文化遺産を、公共空間で一般のひとも参加できる"ラジオ・バレエ"という新しいコンセプトに発展させ、2013年にデュッセルドルフのタンツコングレス(舞踊大会)で初めて上演した。『万人の舞踊(Der Tanz Aller)』は、このイベントのためにフェリックス・クービンが書き下ろした楽曲集だ。ミニマルなエレクトロニクスに生パーカッション、そして金管楽器隊によって生み出された楽曲は、ふだんのクービンの作風とは一線を画す作風ながら、ラバンの実験精神と大衆振付の政治的な側面の両方を反映した意欲作である。その完成度から、ベルギーで先行発売された本作のLPは、英国WIRE誌の週間ベストアルバムに選出された。 (C)RS
JMD(2025/07/19)
いにしえの運動合唱団が21世紀にリヴァイバル。音楽担当は、われらが鬼才フェリックス・クービン!
1920年代初頭にダンス研究家のルドルフ・フォン・ラバンによって提唱された〈ムーブメント・クアイア(運動合唱団)〉は、たんにダンスにとどまらず、社会や政治と密接な関係をもつ革新的なダンスの概念であった。だが年月を経て、人々の記憶からすっかり忘れ去られてしまった。実験アート集団LIGNAは、この歴史的文化遺産を、公共空間で一般のひとも参加できる「ラジオ・バレエ」という新しいコンセプトに発展させ、2013年にデュッセルドルフのタンツコングレス(舞踊大会)で初めて上演した。『万人の舞踊(Der Tanz Aller)』は、このイベントのためにフェリックス・クービンが書き下ろした楽曲集だ。ミニマルなエレクトロニクスに生パーカッション、そして金管楽器隊によって生み出された楽曲は、ふだんのクービンの作風とは一線を画す作風ながら、ラバンの実験精神と大衆振付の政治的な側面の両方を反映した意欲作である。その完成度から、ベルギーで先行発売された本作のLPは、英国WIRE誌の週間ベストアルバムに選出された。
CDにはムーブメント・クアイアについての詳細な解説(英語/日本語)や、貴重な写真や図解などを収録したブックレット付属。特色インク印刷の紙ジャケット仕様。
発売・販売元 提供資料(2025/07/16)