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陰態の家 夢枕獏超越的物語集

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フォーマット 書籍
発売日 2025年09月10日
国内/輸入 国内
出版社文藝春秋
構成数 1
パッケージ仕様 -
SKU 9784163920153
ページ数 296
判型 46

構成数 : 1枚

  1. 1.[書籍]

空手家の男、空飛ぶ円盤譚、傀儡師と陰態のもの……
一冊で夢枕獏のエッセンスをすべて網羅し、
その超越的な創造力を堪能することができる、
短編集・全九編。

「踊るお人形」
シャーロック・ホームズが夏目漱石を訊ねて東京に。「人形が投げ込まれると、人が死ぬ」連続殺人事件を鮮やかに解決?

「伊右衛門地獄噺」
砂村の隠亡堀の掘立小屋に暮らす伊右衛門のもとに現れた若い男。伊右衛門は暇つぶしに、かつての女房・お岩との一幕を語り始める。

「仰向けに這う老人」
小田原の山に取材にいったあとから、身長15㎝ほどの小さな老人をあちこちで見るようになった。彼はいつも仰向けに転んでいる……。

「空手屋稼業」
おれは空手家じゃない。空手を売る、空手屋だ。ライブハウスで空手の芸を売っている。ある日、同僚のシンガーの顔にあざが出来たことに気づいたおれは、解決に乗り出すことにした。

「陰態の家」
傀儡屋の多々良陣内は、「怖いもの」が出るという屋敷に招かれた。「それ」は大小さまざま、首がないもの、足がないもの、身体が二つに割けているものもいるという。怪異の正体とは――。

他、「空飛円盤夢始末」「便利になったものじゃなあ」「法華悟空」「贄」を収録。
ここでしか読めない、夢枕獏短編の傑作選!

作品の情報

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著者: 夢枕獏

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