| フォーマット | 書籍 |
| 発売日 | 2025年08月20日 |
| 国内/輸入 | 国内 |
| 出版社 | 文藝春秋 |
| 構成数 | 1 |
| パッケージ仕様 | 新書 |
| SKU | 9784166615025 |
| ページ数 | 192 |
| 判型 | 新書 |
構成数 : 1枚
序 日本は認知戦に備えよ 奥山真司
しのびよる「グレーゾーンの戦い」/諜報部員として得たノウハウとリアリズム
第1章 これが認知戦だ
日本が「侵略者」に/人の心をハッキングする「影響力工作」/2000年前からおこなわれていた情報戦争/あらゆるところで目にする「サイフルエンス」/ルーマニア大統領選挙でロシアが影響力工作/急速に台頭した参政党/事態が変わったのは2024年/ディスインフォメーションは噓だけではない/トランプ大統領の「感情に訴える」手法/ディスインフォメーションはカネになる/コロナ禍で高まった、政府への不信感/グローバル化が人々を粉々にする/ソーシャルメディアは断片化を促進させる/第一次世界大戦と現在/若い世代の歴史認識/尹大統領の暴発の背景/韓国の左派は中ロにとって「役に立つ馬鹿者」/日本国内でも誤解されている「ALPS処理水」問題/中ロは「汚染水」を拡散/日本に影響力工作を仕掛ける三つの国/日中間で戦争が勃発する可能性/影響力工作には何年もかかる/日本人への憎しみを喚起する作戦/沖縄での影響力工作/中国が想定する戦争開始時期はいつ?/安倍元首相は変革を進めていたが……/戦後80年経っても変わらない日本人のマインド/イスラエルは認知戦で負け続けている
第2章 クレイジーだけが生き残る、イスラエルの諜報機関
ホロコースト第2世代として生まれて/もともとはエンジニア志望/クレイジーなアイデアこそ成功への道だ/「よいアイデアを殺す方法」/イランに対して「100億ドルの経済戦」/CEOから特殊作戦チームへ/イスラエルの特殊作戦のDNA/モサドのアドバイザーに/「やれ。結果を持ってこい」/イスラエル軍から消えた「コネクター」/3回目の軍務/「イランに核武装を許してはいけない」/イスラエル軍の「経済戦争プロジェクト」責任者に/敵に自分の正体がバレた!/「誰がこの活動を承認したのですか」/最も成功した影響力工作/民間で工作を防ぐ側に/必要なのは忍耐力
第3章 中国 日本にいちばん近い脅威
諜報機関の数は世界有数/3年前に加わった新たな要素/日本は国内をまとめるための敵/自動車業界でもキャンペーン/タクシーアプリのサーバーが中国に
第4章 ロシア コミンテルンの謀略の系譜
ソ連は影響力工作の元祖/原発反対運動を支援した理由/日本の軍事力を恐れているロシア/ある野党議員との不自然な関係/諜報機関同士では連携しない/世界のナンバー2という自負/驚異的な勝率を誇る政権転覆工作
第5章 認知戦への対抗措置
対策のお手本は台湾とシンガポール/監視を嫌がる国民/法整備ができないドイツ/まずはデータ収集/改悪されたXの「いいね」/複雑かつ高コスト/民間では限界がある/実態を掴むための「TTP」/フェイクユーザーの種類/社会を分断するテクニック/対策1 テイクダウン/対策2 大量通報して「シャドウバン」/対策3 暴露/対策4 攻撃者に心理戦を仕掛ける/対策5 カウンター・オペレーション/対策6 ハッシュタグ・クリーニング/多くの手段を使うほど効果的/プライバシーの権利との境界線/影響力に関する研究/まずは教育/SNSを禁止したオーストラリア
終章 残された時間は少ない
歴史的教訓を忘れる人類/決断しない代償/気候変動で緊迫した状況に/民主主義は破綻しつつある/燃えや//...
戦場は、スマホと脳だ!
日本に仕掛けられる工作の手口と対策を、元イスラエル諜報部員が暴く!
X TikTok Facebook…
中国、ロシア…
炎上、陰謀論…
日本は被害者なのに、世界中から侵略者と認識され、
国際的な支持を得られない立場に追い込まれてしまうーー。
このまま対策をしなければ、このような事態が数年後に起こる。
誰もがスマホでソーシャルメディアを使っているなか、
人間の脳や心をターゲットにした「認知戦」や「影響力工作」の脅威が増している。
イスラエルの諜報機関で実務経験を重ねた第一人者が、中国やロシアなどによる工作の手口と対抗策を初めて明かす。
・中国とロシアは「ALPS処理水」を悪用した
・トランプ大統領が再選のために使った手法とは?
・中国は自動車業界でもキャンペーンを展開
・「反原発」をソ連、ロシアが支援していた理由
・アフリカで「政権転覆」したロシアの次の標的は?
・中ロにとって「役に立つ馬鹿」
・TikTokやタクシーアプリに警戒せよ!
・日本、ルーマニア…選挙で極右が台頭する背景
■目次
序 日本は認知戦に備えよ 奥山真司
第1章 これが認知戦だ
第2章 クレイジーだけが生き残る、イスラエルの諜報機関
第3章 中国 日本にいちばん近い脅威
第4章 ロシア コミンテルンの謀略の系譜
第5章 認知戦への対抗措置
終章 残された時間は少ない
おわりに 日本は「マインドセット」の入れ替えを 奥山真司

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