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構成数 : 1
【序文】
皮膚科は,内科的な視点による処置や全身管理の必要性に加えて,外科的手技,さらには皮膚病理組織学的な深い理解までも求められる,きわめて多面的かつ専門性の高い診療科です.他方,日々進化を続ける医学知識や治療法のなかで,最新の知見をどう臨床に取り入れ,目の前の患者さんにどのように向き合うべきか―特に診療のfirst touch,つまり"はじめの一手"をどうするかという点は,多くの若手医師や臨床家にとって,常に大きな関心事であり続けています.本書は,こうした素朴で本質的な臨床現場の疑問に真正面から応えることを目的として企画されました.診療の現場で直面する「リアルな問い」に対して,読者が迷わず一歩を踏み出せるよう,実践的かつ平易な解説を心がけました.
構成は二部から成ります.前半の「症状編」では,患者さんとの会話を想定した語り口で,臨床現場で日々繰り返される質問や訴えを出発点としています.専門用語はあえて避け,患者さんの言葉づかいを用いて記述することで,より臨場感のあるケーススタディとなるように工夫しました.そして,それらの訴えに対して,実際に診療の第一線で活躍されている先生方が,どのように情報を整理し,診断にいたるのか,その思考プロセスを丁寧に解説していただきました.後半の「疾患編」では,各疾患の特徴や診断,治療法に関して,より体系的かつ具体的な内容を収載しました.処置の手順や治療方針の決定に際して参考となるような実例を多く盛り込み,日々の診療にすぐに役立てていただける構成としています.さらに,執筆者の先生方によるコラムも掲載しており,最新の医学的知見や診療上の工夫,日常診療での技が伝わってくる読み応えのある内容となっています.
私は,皮膚科診療の本質は,患者さんの皮膚を実際に「診て」「触れて」「感じ取る」経験と人間の感性,エビデンスに根ざした医療であると考えています.本書は,そうした現場の医療者の感覚を支える「臨床の力」を高め,いつでも必要な情報にアクセスしやすい実践的な構成を目指しています.皮膚科レジデントの方々が抱える日々の疑問の解決はもちろんのこと,日常診療に携わる先生方にも手元に置いて役立てていただける一冊になることを願っています.また,本書は,「患者さんの訴え」から視診・触診所見や検査結果へとつなげ,そこから診断や治療方針に導く「医学的思考プロセス」を,実際の臨床に即してわかりやすく示しています.右下のイラストのような皮膚科を志す医学生や研修医の方々にとっても,臨床の魅力を実感しながら学びを深めていただけるものと思います.
最後に,本書が患者さんの訴えから適切な"はじめの一手"が導き出される一助となることを,心より願っております.本書の主旨にご賛同いただき,多忙ななか執筆を快諾くださった全国の先生方に心より感謝申し上げます.また,企画当初から編集・制作にいたるまで多大なるご尽力をいただいた南江堂の皆様にも,厚く御礼申し上げます.
2025年7月吉日
佐賀市鍋島にて
杉田和成
【目次】
I.症状編
1.ものに触ってから肌が赤く荒れました
2.手荒れがなかなかよくなりません
3.子どもの肌にブツブツができてじゅくじゅくします
4.肌が荒れて,かゆくて眠れません
5.ポットの...
診療の「はじめの一手」に迷わない―皮膚科医必携のマニュアル書.「症状編」と「疾患編」の二部構成で,状況に応じて知りたい情報を素早く参照できる.「症状編」ではフローチャートを用いて患者の症状から適切な診断手順を示し,「疾患編」では各疾患への初期対応・治療について体系的かつ具体的に解説.若手医師はもちろん,皮膚科診療の第一線を担うすべての方におすすめ.
| フォーマット | 書籍 |
| 発売日 | 2025年09月29日 |
| 国内/輸入 | 国内 |
| 出版社 | 南江堂 |
| 構成数 | 1 |
| パッケージ仕様 | - |
| SKU | 9784524218875 |
| ページ数 | 264 |
| 判型 | B5 |

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