オーストリアはウィーンを中心に話題となり、今やドイツ語圏では多くの若者から急速に支持を得ている三人組のパンクバンド、SZENE PUTZNの作品。 (C)RS
JMD(2025/07/10)
ドイツ語圏で多くの若者から急速に支持を得ている三人組のパンクバンド、SZENE PUTZN
オーストリアはウィーンを中心に話題となり、今やドイツ語圏では多くの若者から急速に支持を得ている三人組のパンクバンド。
あらゆるシーンが男性主体となっている中で「シーンの洗浄」という意味合いのバンド名を掲げライオットガールバンドとしての文脈にはとどまらず、トランスジェンダーなどへの連帯も示し、彼女たちのライブでは男性よりも女性客や性別に捉われず様々なオシャレをした人々が入り乱れる非常にカラフルなライブ空間を作り上げている。
一方で、その音楽性は非常に勢いに溢れており、シンセサイザーの音がベースのようにリズムを下支えしながらメロディ楽器としての役割も果たし、激しくストイックなドラムと、程よい歪みで軽快に空気を切り裂くようなギターだけですでに衝撃を受ける人は多いだろうが、その楽器の上に重なる三者三様それぞれの個性的な声質のボーカルは、このバンドが只者ではないと分からせるには十分だろう。
ハードコアパンクの熱量を芯としながら、ポストパンクやニューウェーブのような要素を感じさせるこのユニークなバンドをぜひチェックしてほしい。
本作ではこれまでのドイツ語詩ではなく、英詩となっており、多様な国でのライブ経験が増えてきたことによってメッセージを届ける人々が増え続けていることを感じさせる。
また、2025年4月~5月にはアルカシルカの招聘により初のジャパンツアーも行い、その際に製作された日本限定のCDとなっている。
発売・販売元 提供資料(2025/07/08)