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| フォーマット | 書籍 |
| 発売日 | 2025年09月10日 |
| 国内/輸入 | 国内 |
| 出版社 | 求龍堂 |
| 構成数 | 1 |
| パッケージ仕様 | - |
| SKU | 9784763025142 |
| ページ数 | 168 |
| 判型 | A4変形 |
構成数 : 1枚
狛犬や龍などの神獣、神聖な霊性を描くアーティスト小松美羽。本書は小松の作品集第3弾。同名の展覧会が札幌芸術の森美術館(7月5日~8月31日)、北海道立函館美術館(9月20日~11月30日)で巡回され、本書はその図録と兼ねた書籍となる。独自の死生観を繊細な線でとらえた銅版画からキャリアを開始した小松は、現代アートの最前線であったニューヨークでの体験を経て、やがて大型の絵画制作へと移行する。以降、小松は祈り、制作することを真摯に問い続けてきた。作品は大英博物館をはじめ国内外の美術館で収蔵され、近年では立体作品やパブリック・アートの制作と、その活動はますます拡張している。「神獣たちは、祈り祈られ祈る我々を見守っている。多くの国を旅しながら感じたのは、文化や言葉が異なっていたとしても共通に存在する祈りという形に、私の霊性は何度も突き動かされ続け、創造へと導かれている」。小松は「霊性」という視点から、宇宙や精神世界を含む森羅万象に宿る力を顕現させ、調和させることを試みる。価値観が多様化し社会が一層流動性を増す現代において、小松が紡ぎ出す〈祈りのかたち〉は、より切実さをもって捉え直すことができるだろう。(本展開催概要より)本書では、小松の代名詞である神獣を中心に、各地の民話や伝説を図像化した連作、独自の宇宙観による大型作品、そして巡回展開催地の北海道の風土から想を得た新作を含む約70点を掲載。画風はますます神がかったものになり、描き込みもすさまじく、見る者を圧倒する。何を描き、どんな思いで描いているのか、小松自身による言葉、そしてインスタレーション作品、ライブペインティングの模様も収録。小松美羽の今が詰まった一冊。

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