技巧派メンバー4人からなるスーパー・バンド =BEAT(ビート)
80年代のキング・クリムゾンにフォーカスしたツアーの模様を収録したライヴ盤『Live』(アナログ盤)
元キング・クリムゾンのレジェンド、エイドリアン・ブリュー(g/vo)とトニー・レヴィン(b)が、ギターの巨匠スティーヴ・ヴァイと、トゥールのドラマー、ダニー・ケアリーと結成したスーパー・バンド =BEAT(ビート)。80年代を象徴するキング・クリムゾンのアルバム3作 (『ディシプリン (DISCIPLINE)』『ビート (BEAT)』『スリー・オブ・ア・パーフェクト・ペアー (THREE OF A PERFECT PAIR)』からの楽曲を演奏する北米ツアーを2024年9月12日にカリフォルニア州サンノゼを皮切りに65公演行ったのち、年明けて2025年には4月24日よりメキシコのモンテレイより南米ツアーがスタート。
そのツアー中から、2024年11月10日のユナイテッド・シアター・オン・ブロードウェイ公演を模様を収めた『Live 』を発売する。
トラックリストには、「ニューロティカ」「ニール・アンド・ジャック・アンド・ミー」「ハートビート」「サートリ・イン・タンジール」「モデル・マン」、「ディグ・ミー」「マン・ウィズ・アン・オープン・ハート」「インダストリー」「太陽と戦慄パートIII」「ウェイティング・マン」「ザ・シェルタリング・スカイ」「スリープレス」「フレーム・バイ・フレーム」「待ってください」「エレファント・トーク」「スリー・オブ・ア・パーフェクト・ペアー」「インディシプリン」「セラ・ハン・ジンジート」などが含まれている。
この取り組みのヴィジョンは、アンジェロ・ブンディーニ(別名スクロート)とエイドリアン・ブリューの最初の対話から生まれた。ツアー・プロデューサーのブンディーニはこう振り返る。「エイドリアンが自分のアイデアを実現する手助けをしてほしいと連絡をくれたとき、80年代のアルバム…『ディシプリン』『ビート』『スリー・オブ・ア・パーフェクト・ペアー』にフォーカスするのがベストだと瞬時に思ったんだ。この3作は、エイドリアンとトニーがキング・クリムゾンに加入した頃の作品として知られているからね。彼らの流れるようなメロディの達人ぶり、ロバート・フリップとビル・ブルフォードのドラマティックな精密さが、完全にユニークでダイナミックな緩急を作り出して、その後に登場したほぼすべてのロック・ミュージシャンやバンドに、何十年とはいかずとも何年も影響を与えることになったんだ」。 (1/2)
発売・販売元 提供資料(2025/07/04)
メンバーは以下のようにコメントしている。
エイドリアン・ブリュー:
3人の巨匠ミュージシャン、世界レベルのプロフェッショナルたちとステージに向かっていく。みんなあらゆる経験をしてきた上で、それ以前や以降のどんなものとも違う、時代を超えるこの音楽を今も楽しんでいる。オーディエンスは歌詞の一字一句を知っていて、パフォーマンスに大いに興奮してくれる。彼らが返してくれる愛はとてつもなく大きい。これ以上のことはないよ。
スティーヴ・ヴァイ:
BEATのツアーは予想をはるかに超えるものだった。この音楽をエイドリアン、トニー、ダニーと演奏することは、自分のツアー経験の中でも最高の部類に入っている。絶頂期にある今の俺たちのマジックをとらえたのが、『ライヴ~イン・ロサンゼルス 2024』なんだ。
トニー・レヴィン:
このバンドは最高だよ。俺たちがライヴでやっていることをハイクオリティで録音できたことがとても嬉しい。イノベーションが往年の名曲に出逢ったんだ。
ダニー・ケアリー:
トニー、エイドリアン、スティーヴと演奏できる1回1回のショウを、興奮と畏敬の念で楽しみにしている。この力量のミュージシャンたちとギグでプレイできるというのは夢のようだよ。曲は楽しく、チャレンジでもあり、約束されているインスピレーション、出来栄え、サプライズには決して失望させられることがない。早くもっと演奏したくて待ちきれないよ!
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発売・販売元 提供資料(2025/07/04)