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気象学者 増田善信―信念に生きた101年

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フォーマット 書籍
発売日 2025年10月02日
国内/輸入 国内
出版社本の泉社
構成数 1
パッケージ仕様 -
SKU 9784780722789
ページ数 264
判型 46

構成数 : 1枚

【主な目次】

1. 気象との出会い
農村の子にうまれて 進学のため―両親の決断 1円でも高く売れるコメを
受験失敗を繰り返す 宮津測候所へ 「駆け足」の毎日
運命を変えた虹の輪 漁師に伝えた天気予報

2. 天気予報が消えた
軍艦マーチを聞きながら 気象技術官養成所へ
「気象学の父」岡田武松から受け取ったこと 海軍入隊
海軍気象学校でいじめ抜かれる ベッドに隠れて少尉に任官
「テンプラ」に憤り 夕焼けに消えた爆撃機
「神風は吹かない」と言えなかったから

3. 挑戦と変革
八重桜の下、生き方が変わった日 毎夜のデートの末に 反核への目覚め
「核の冬」研究の先駆け 青春を謳歌した「NPグループ」
日本初の電子計算機を使って 数値予報の失敗と教訓
いかに仕事と生活を両立させたか

4. 西へ東へ、無人島へ
「ベトナム戦争反対」の声が高まる中で 国交のない中国・北京へ
「計算機は道具です」 労働組合委員長に就任 南の海に浮かぶ孤島へ
蟹の匂いとバリケード 「合理化」に抗って 情熱は人を生み、智は人を育てる

5. 「黒い雨」を追って
「核の冬」が広がる中で 運命の出会い 涙ながらに読んだ幾多の証言
奇跡的な宇田資料の発掘 現地調査へ 「増田雨域」の完成
「科学的・合理的な根拠」に阻まれて

6. 市民とともに地球を守る
酸性雨調査研究会 「二つとない地球」への思い 市民の発想と行動力に驚く
早期ガン切除手術 「異常気象学」の提唱 原発事故3カ月前の警告

おわりに
「黒い雨」訴訟に涙して 「よのため人のため」に命を捧げる
増田さんの遺言―権上かおる
解説―小山美砂
増田善信自分史年表

  1. 1.[書籍]

「黒い雨」に科学で挑んだ、気象学者101年の記録

増田善信(1923―2025)の生涯は101年におよんだ。台風の進路予報に関する数値的研究など気象学の最前線で研究に励み、日本の気象学の発展に多大な足跡を残した科学者である。
晩年は原爆による「黒い雨」調査に全力を注ぐ。原爆投下後に降り注いだ放射性物質を含む雨がどれほど広範囲に、どのような影響を与えたのか被爆者たちの証言を集めて科学的に裏付けし、司法判断を支えることで被爆者認定の拡大に尽力した。

本書は、その長大な人生を克明にたどり、研究者としての歩みと人間としての信念を描き出す。

異常気象や災害が頻発する現代において、科学者はどのように社会と関わるべきか。増田氏の生涯は、わたしたちに深い問いと希望を残してくれるだろう。
気象学の歴史から平和の記録まで、また信念を貫いた一人の生涯の記録として、多くの人々に訴えかける一冊。

作品の情報

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著者: 小山美砂

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