『Ninth Elegy』(2000)や『Moon Beams』(2003)の再発盤がここ2年にかけて各所で話題を集めた、アルゼンチン音響派やアンビエント・ジャズ、さらにはフランク・シナトラまでも繋ぐ越境的音楽集団"Tsuki No Wa"。Calmにも「現在もっとも素晴らしい声の持ち主」と絶賛されたそのヴォーカリストFuminosukeと、同グループの一員で電子変調演奏家/エンジニアの庄司広光(attc、Maher Shalal Hash Baz、pagtas)が1999年にデュオとして始動した本邦音響フォークの至宝"棗"(なつめ)。「追憶音楽」とでも呼ぶべき、2003年に残したオブスキュアな傑作が、<Sad Disco>より奇跡の初アナログ化! (C)RS
JMD(2025/07/04)
フミノスケ率いる"音響フォーク桃源郷"、棗-なつめ-の1stアルバム。日本、韓国の民謡やジャズボーカルの日本語カバーを収録、インドや軽井沢でのフィールドレコーディング、様々な民族楽器、エレクトロニクスが溶け込んだその不思議なトリップ感に溢れた棗の音楽は「ポスト・ ロック」「うたもの」等の窮屈な呼称から安々と抜け出し、リスナーはどこの国へも自由に、架空の世界旅行を続けることが出来るのです。
発売・販売元 提供資料(2025/07/03)
Tsuki No Wa やSakana に惹かれる方も必聴。
まさに追憶の実験音響サイケ・フォーク名作!
『Ninth Elegy』(2000)や『Moon Beams』(2003)の再発盤がここ2年にかけて各所で話題を集めた、アルゼンチン音響派やアンビエント・ジャズ、さらにはフランク・シナトラまでも繋ぐ越境的音楽集団「Tsuki No Wa」。Calmにも「現在もっとも素晴らしい声の持ち主」と絶賛されたそのヴォーカリストFuminosukeと、同グループの一員で電子変調演奏家/エンジニアの庄司広光(attc、Maher Shalal Hash Baz、pagtas)が1999年にデュオとして始動した本邦音響フォークの至宝「棗」(なつめ)。「追憶音楽」とでも呼ぶべき、2003年に残したオブスキュアな傑作が、〈Sad Disco〉より奇跡の初アナログ化!
「音響フォーク桃源郷」とも称された本作『マラケシの花』は、〈Midi Creative〉傘下の名門レーベル〈noble〉よりCDオンリーでリリースされたまま長らく幻となっていた邦楽サイケデリック・フォークの金字塔的作品。インドや軽井沢でのフィールド録音を基調に、シタールやタンブーラ、様々な民族楽器、電子処理が溶け合い、夢幻的な浮遊感を醸し出している。
Tsuki No Wa やSakanaを想起させる静謐かつ神秘的なサイケデリアを纏いながらも、懐かしさと異郷性が共存する音響の美は絶品。日本や韓国の民謡、ジャズの要素が朧げに揺らめき、追憶の感覚と深い余韻を心に刻む。時代を超えて聴き継がれるべき、音の旅の真なる記録である。
耳を澄ませば、そこには遠い記憶の風が吹いている。輪郭を失いかけた風景が、音のなかでそっと息を吹き返すように。
発売・販売元 提供資料(2025/07/02)
world's end girlfriend、cinq、tenniscoatsに続くnobleからの第4弾アーティストはTsuki No Wa、F.L.Yの各メンバーとPotoratchによる音響フォーク・ユニット、棗(なつめ)。韓国と日本民謡のカヴァーも収録した今作は、浮遊するヴォーカルとシタールやタンブーラを採り入れた無国籍感溢れるサウンドが、時に温かく、時に狂おしいまでの切なさを伴って胸に迫る。ゆるやかで無邪気な音の波に乗れば……そこは至福の世界。
bounce (C)郡司 和歌
タワーレコード(2003年4月号掲載 (P117))