彼女が動けばドラマが始まる――プライバシーさえもパブリシティにするHIPHOPビーナス、その名はCARDI B。
グラミー賞も受賞した、ON/OFF問わず、その全てが超ド級の派手過ぎるHIPHOPアイコンの新章の幕が今上がる!ミーガン・シー・スタリオンとのコラボ・ナンバー「WAP」で世界的なセンセーションを巻き起こし、現代HIPHOPシーンの最重要女性アーティストの一人としての地位を確たるものとした彼女の約7年振りとなる最新スタジオ・アルバム『AM I THE DRAMA?』完成!禁断の果実、林檎色の2枚組アナログも同時発売!!
グラミー賞も受賞した、ON/OFF問わず、その全てが超ド級の派手過ぎるHIPHOPアイコン、CARDI B(カーディ・B)。元ストリッパーという異色の経歴を持つ、ニューヨークはブロンクス出身の彼女、自身のInstagramで過激な写真や発言を投稿するなどし、人気インスタグラマーへ。歯に衣着せぬ過激な発言もあり一躍ネット界の人気者となり、その後リアリティ番組への出演を経て人気ラッパーへと成長し、また最先端を突き進む女性アーティストとして注目を集め続けている。その彼女が2018年以来、約7年振りとなる新作スタジオ・アルバムをリリースする。
カーディ・Bにとっての新たなフェーズを象徴する『AM I DRAMA?』。その新時代の幕開けとしてリリースされたのは待望のニュー・シングル「Outside」だ。同曲はドロップされるや否や、全世界のカーディ・Bフォロワーを熱狂の渦へと巻きこみ、米Apple Musicで1位を獲得した。ちなみに彼女は6月に開催されたSpotifyのビーチ・パーティで「Outside」の世界披露パフォーマンスを行い、その場にいた観客を大いに沸かせた。(1/2)
発売・販売元 提供資料(2025/07/25)
米アルバム・チャート初登場1位を獲得し、同アルバム・チャート初登場1位以来、21週連続でトップ10入りし、女性によるラップ・アルバムでは初の快挙を達成した2018年の『INVASION OF PRIVACY』リリース以降もカーディ・Bは積極的に楽曲を発表し続けていた。2020年8月にリリースされた「WAP feat. ミーガン・ザ・スタリオン」を発表したが、この曲は米ビルボードHOT100で1位を獲得する大ヒットになった他、Spotifyのグローヴァル・チャートでも1位に輝き、またApple Music総合チャートにおいて女性アーティストによる史上最速の1位となり、カーディ・Bを配信サービスApple Music上で史上最も人気のあるアーティストへと押し上げた。また同曲のミュージック・ビデオはカイリー・ジェンナー、ノーマニなど出演者全員が女性だったことも話題となり、再生回数は公開1週間後にして1億回を突破し、シーンに大きなインパクトを与えた。
その後も2021年に米ビルボードHOT100シングル・チャートで1位となり、マルチ・プラチナ・ヒットにもなった「Up」、さらに2023年にはミーガン・ザ・スタリオンと再びタッグを組んだカラフルでハイパーな「Bongos」、そして昨年3月には燃えるようにホットなトラック「Enough(Miami)」をリリースし、全米TOP10 入り。このほかにもGlorillaをフィーチャーした「Tomorrow 2」、さらにカニエ・ウエストことYeとリル・ダークをフィーチャーした「Hot Shit」などを発表している。
超待望のニュー・アルバム『AM I THE DRAMA?』の全貌はまだ明かされていないが、最新シングルの「Outside」の他、「Up」と「WAP feat. ミーガン・ザ・スタリオン」が収録されることが決定している。カラスを従えたようにも見える深紅のドレスに身を綴んだアルバム・アートワークにも注目だ。アルバムの発売を告げるトレイラー映像もヒッチコックの傑作サスペンス映画『鳥』を思わせるドラマティックな仕上りで『AM I THE DRAMA?』への期待を盛り上げてくれる。2010年代以降のヒップホップ・シーンの最重要女性アーティストの一人であるカーディ・B。新たなステージの幕が今上がる!(2/2)
発売・販売元 提供資料(2025/07/25)
この数年、常に話題曲とゴシップを提供してきた彼女の歩みはまさにドラマ。元夫のオフセットを痛烈に腐した先行曲"Outside"が象徴する通り、口撃的でセンセーショナルな生き様を刻んだ7年ぶり2作目。ジェイ・Zネタの"Imaginary Playerz"やジャネット"The Pleasure Principle"を使った疑似共演曲、4・ノン・ブロンズ"What's Up?"を引用したリゾとの"What's Goin On"といった大ネタに加え、サマー・ウォーカー、ケラーニ、セレーナ・ゴメス、タイラらとのコラボなどトピック満載で、ドミニカン・ルーツを示すメレンゲ曲も。ダメ押しで全米1位の"WAP"と"Up"まで載せた超強力な一枚。
bounce (C)北野創
タワーレコード(vol.503(2025年10月25日発行号)掲載)