バリー・ハリス・オーケストラのメンバーや楽曲を中心に、2024年12月、ニューヨーク・ブルックリンで録音。三原彩子のピアノが映える、直系ビバップ・ピアノトリオ最新作!タイラー・ミッチェル (B)、ヤヤ・アブドゥル (D) とのピアノトリオに加え、ミミ・ブロック (Vo/Violin) が2曲参加。 (C)RS
JMD(2025/07/10)
バリー・ハリス直系ピアノトリオ! 三原彩子の強靭にしてしなやかなビバップが彩る、NY最新録音。
バリー・ハリス・オーケストラのメンバーや楽曲を中心に、2024年12月、ニューヨーク・ブルックリンで録音。三原彩子のピアノが映える、直系ビバップ・ピアノトリオ最新作!タイラー・ミッチェル (B)、ヤヤ・アブドゥル (D) とのピアノトリオに加え、ミミ・ブロック (Vo/Violin) が2曲参加。
ピアノの三原彩子は、ニューヨークでバリー・ハリス・オーケストラやクワイヤーに参加し、リー・コニッツとの共演やジャズ・モービルへの出演などを果たす。その際に出会ったメンバーや、バリー・ハリスの作曲・アレンジなどを中心にレコーディング。
ベースのタイラー・ミッチェルは、サン・ラ・オーケストラ所属で、チェット・ベイカー、ジャッキー・マクリーン、アーサー・テイラー、フランク・モーガン等と共演してきたレジェンド・ベーシスト。ドラムのヤヤは、バリー・ハリスの最も信頼するドラマーの一人で、長年にわたってワークショップやオーケストラで活躍。
ボーカル・バイオリンのミミは、若くしてバリー・ハリスに才能を認められ、ニューヨークで活躍中。アルトゥーロ・オファリル・ジャズ・キャッツに参加し、キューバで演奏する。「好ましいのは、彼女のタッチに力がこもっていることだ。ビバップは小手先で美しく弾く音楽とは違う。バリー・ハリスとバーサ・ホープ、ふたりの名匠に学んだだけあって、彼女はこの音楽の真髄を体得している。ビバップのスピリットがいまも魅力的であることを教えてくれるこのアルバム、聴いていると時間を忘れてしまう。」―小川隆夫 (Jaz.in Vol.019 2025年6月号 レビューより)
「何よりもこのアルバムの素晴らしいところは、ビバップ一筋といった彼女の意気込みが聴くものにダイレクトに伝わってくるところだろう。ビバップへの尽きせぬ愛着と師バリーへの熱い想い、それに全編が包まれているあたりも実に心地よい。さらに、彼女のすがすがしさと潔さ、これもまた心惹かれるところでもある。」―小西啓一 (ライナーノーツより)
発売・販売元 提供資料(2025/06/30)