ハイエイタス・カイヨーテから新たなプロジェクト トレス・レチェスが始動!
セルフカバーのデビューアルバムが〈Brainfeeder〉よりリリース!
ハイエイタス・カイヨーテが新たなプロジェクトを始動!ベースのポール・ベンダーとキーボードのサイモン・メイヴィンが、バンドの活動初期からのコントリビューター、アレハンドロ・サイレントジェイ・アバポを加え、ロマンチックな吟遊詩人のトリオ、トレス・レチェスを結成しデビューアルバム『The Smooth Sounds of Tres Leches, LHCC Mart Vol. 1』を〈Brainfeeder〉よりリリース。
本作は、北米ツアー中のオフ日にホテルの部屋で録音・ミックスされたもので、トレス・レチェスが部屋の照明を落とし、ハイエイタス・カイヨーテの代表曲「Get Sun」「Red Room」「Make Friends」「Nakamarra」などを再解釈したセルフカバー・アルバム。原曲とはまた違う形で、情熱をかき立て、感覚を刺激し、心を落ち着かせるような演奏を展開している。当初はハイエイタス・カイヨーテの『Love Heart Cheat Code』の架空のスーパーマーケットのサウンドトラックとして構想された作品として作られ、官能的でセクシーなアレンジが独自の存在感を持つようになった。
ネオ・ソウル、ジャズ、ヒップホップ、プログレッシブR&Bを自在に行き来する唯一無二のサウンドで世界中の音楽ファンを魅了するハイエイタス・カイヨーテ。2011年の結成以降、ヴォーカル、ネイ・パームの圧倒的な歌唱力と個性、そして全員が凄腕ミュージシャンという変幻自在のバンドサウンドで、グラミー賞に3度ノミネートされ、ケンドリック・ラマーやアンダーソン・パーク、ジェイ・Z、ビヨンセらにもサンプリングされるなど、現代ブラックミュージックの最前線でその存在感を放ってきた。 彼らの遊び心と研ぎ澄まされたミュージシャンシップが融合した24年にリリースされたアルバム『Love Heart Cheat Code』では、キャリア初期から築き上げてきたバンドの結束が新たな高みに到達。単独来日ツアーでは、東京・大阪ともに大成功を収め、圧巻のステージでその健在ぶりを見せつけた。バンドとしての魔法のような一体感は、今も進化を続けている。
このレコードの大部分は、ハイエイタス・カイヨーテのツアー中に作られた。楽屋やホテルで、僕たち3人はフロント・オブ・ハウスのエンジニアの携帯スピーカーを借りて、誰かのノートパソコンを開いて作業を始めるんだ! ほとんどの音はプラグインだけど、時にはYAMAHA RefaceやKORG KRONOSから音を取り出したこともあった。愛するすべての人たちへ--今夜こそ、トレス・レチェスに身を委ねてください。
- Tres Leches
発売・販売元 提供資料(2025/06/26)
ハイエイタス・カイヨーテのリズム隊によるセルフ・リメイク企画。ツアーのオフ日などにDTMで作ったそうで、架空のスーパーマーケットのBGMという趣旨のもと本隊の楽曲がフュージョンやスムースジャズに様変わり。ハネたビートとオケヒ入りの"Nakamarra"は原曲とのギャップに思わず笑うが、完成度は異様に高い。リラックスして楽しめる一枚。
bounce (C)池谷瑛子
タワーレコード(vol.501(2025年8月25日発行号)掲載)