| フォーマット | 書籍 |
| 発売日 | 2025年07月31日 |
| 国内/輸入 | 国内 |
| 出版社 | 教文館 |
| 構成数 | 1 |
| パッケージ仕様 | - |
| SKU | 9784764274976 |
| ページ数 | 264 |
| 判型 | A5 |
構成数 : 1枚
本書企画の趣旨 (山田 望)
第1章 ローマの初期キリスト教美術における女性像 (山田 順)
第2章 古代アレクサンドリア思想の系譜に見る女性イメージの成立と発展 (出村みや子)
第3章 ペラギウス派の女性信徒イメージと救貧活動の奨励 (山田 望)
第4章 書簡に映し出された司教アウグスティヌスと女性たち (出村和彦)
第5章 ミケランジェロより千年早く (足立広明)
第6章 エクレシアとキリストの結婚(nuptialis copulatio) (坂田奈々絵)
第7章 グレゴリオス・パラマスのマリア像 (袴田 玲)
第8章 ビザンティン中期から後期への聖母イメージ (清水美佐)
第9章 西洋中世の「敬虔な女性たち」 (後藤里菜)
あとがき (山田 望)
古代・中世のキリスト教世界において、女性はどのように描かれ、どのように理解されたのか。時代を証言する図像や文献の間隙から、従来の研究とは異なる多様な女性像を丹念に抽出する気鋭の論考集。男性中心の歴史の背後に紡がれた女性たちの歴史を再発見する試み。2022年に開催されたキリスト教史学会大会シンポジウムに基づく論集。
◆執筆者一覧◆(掲載順、肩書は2025年現在のもの)
山田 順(やまだ・じゅん):西南学院大学国際文化学部准教授
出村みや子(でむら・みやこ):聖心女子大学哲学科非常勤講師
山田 望(やまだ・のぞむ):南山大学総合政策学部教授
出村和彦(でむら・かずひこ):中央大学文学部教授、岡山大学名誉教授
足立広明(あだち・ひろあき):奈良大学文学部史学科教授
坂田奈々絵(さかた・ななえ):清泉女子大学総合文化学部准教授
袴田 玲(はかまだ・れい):岡山大学大学院ヘルスシステム統合科学学域准教授
清水美佐(しみず・みさ):南山大学人文学部キリスト教学科講師
後藤里菜(ごとう・りな):青山学院大学文学部史学科准教授

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