販売価格
販売中
お取り寄せお取り寄せの商品となります
入荷の見込みがないことが確認された場合や、ご注文後40日前後を経過しても入荷がない場合は、取り寄せ手配を終了し、この商品をキャンセルとさせていただきます。
| フォーマット | 書籍 |
| 発売日 | 2025年07月25日 |
| 国内/輸入 | 国内 |
| 出版社 | 誠信書房 |
| 構成数 | 1 |
| パッケージ仕様 | - |
| SKU | 9784414428704 |
| ページ数 | 182 |
| 判型 | A5 |
構成数 : 1枚
第1章 トラウマは心的外傷後ストレス症を引き起こすのか?
第2章 トラウマ反応の個人差
第3章 歴史的・社会的観点から見たトラウマ
第4章 リスク,レジリエンス,そしてトラウマ
第5章 幼少期のトラウマとPTSD
第6章 トラウマと記憶の科学
第7章 心的外傷後ストレス症,パーソナリティ症,および複雑性心的外傷後ストレス症
第8章 心的外傷後ストレス症の治療
第9章 要約と結論
人生は逆境に満ちている。それが深刻な精神病理を引き起こす可能性があるのは間違いない。しかし同じようにトラウマを経験しても、回復力=レジリエンスを発揮する人もいれば、何らかの病に陥る人もいる。その違いはどこからくるのだろう。
トラウマの概念の漸動に警鐘を鳴らす著者は、膨大な研究文献を検討し、抑圧されたトラウマ記憶、幼少期の逆境体験とPTSD、トラウマ体験とパーソナリティ症、等々に関する誤解を解いていく。さらに生物・心理・社会モデルを用いて、トラウマ的出来事がその人に与える影響の大きさの違いを、性格特性、気質、社会背景といった視点から明らかにしている。PTSDは、さまざまなリスク要因の相互作用によって生じる転帰としてとらえる必要があるのだ。
PTSD治療において重要なのは、患者が「犠牲者(victim)」ではなく「生き延びた者(survivor)」として自分自身を捉え直し、人生の主体性を取り戻すことへの支援である。実証的エビデンスに基づいた、患者のレジリエンスを育てる治療を目指す支援者の羅針盤となる一冊である。
原書名:Myths of Trauma: Why Adversity Does Not Necessarily Make Us Sick

※ショッピングカートおよび注文内容の確認画面にてフラゲのお届けになるかご確認ください。
※各種前払い決済をご利用の場合、フラゲは保証しておりません。
※フラゲは配送日時指定なしでご注文いただいた場合に限ります。
読み込み中にエラーが発生しました。
画面をリロードして、再読み込みしてください。
