〈オンライン&マケプレ〉全品15%ポイント還元キャンペーン開催期間:2025年12月25日(木)0:00~12月26日(金)23:59まで![※期間中のご予約・お取り寄せ・ご注文が対象 ※店舗取置・店舗予約サービスは除く]
書籍
書籍

地中海世界の歴史7 平和と繁栄の宿命 パクス・ローマーナ

0.0

販売価格

¥
2,420
税込
ポイント15%還元

販売中

在庫わずか
発送目安
当日~翌日

在庫状況 について

・各種前払い決済は、お支払い確認後の発送となります(Q&A)

フォーマット 書籍
発売日 2025年08月12日
国内/輸入 国内
出版社講談社
構成数 1
パッケージ仕様 -
SKU 9784065404973
ページ数 296
判型 46

構成数 : 1枚

はじめに:あるイギリス人がみたローマ帝国
第一章 新興家系の皇帝たち
1 気取らない男、ウェスパシアヌス
2 プリニウス『博物誌』の視野
3 皇帝となった兄弟の明暗
4 奴隷と捨て子の社会史
第二章 比類なき賢帝と最大の過ち
1 「至福の時代」の五人
2 哲人の実子の乱行
3 大浴場と愚帝の時代
第三章 薄闇に生きる人々の願望
1 「パンとサーカス」の恩恵と栄誉
2 ポンペイを彩る神々
3 ローマ人とユダヤ人の信仰
4 キリスト教の登場
第四章 「旅する皇帝」と辺境のローマ
1 「属州」とは何か
2 ガリアからブリタニアへ
3 属州ヒスパニアの歴史
4 スペインのローマ遺跡を歩く
5 シリア、ギリシア、エジプトへ
おわりに:ローマ史とアメリカ史の交差点
参考文献
索引

  1. 1.[書籍]

一人の歴史家の視点で古代地中海文明の4000年を描く全8巻シリーズ、好評第7巻。講談社選書メチエ創刊30周年特別企画。
暴君ネロの没後、混乱を収拾して帝位についたウェスパシアヌスは、平凡な家柄の武骨な軍人だったが、元老院とたくみに折り合う節約家で、権力も国家財政も安定を取り戻し、ローマの巨大闘技場コロッセオの建設にも着手した。しかし息子のドミティアヌス帝は恐怖政治の果てに暗殺され、悪帝の評価を残す。
次のネルウァ帝に始まる80年こそ、18世紀の歴史家・ギボンが「人類至福の時代」と称賛した「五賢帝時代」である。2人目のトラヤヌス帝は帝国史上最大の版図を実現し、3人目のハドリアヌス帝はブリテン島からイベリア半島、アフリカ、シリアまで帝国内を旅して皇帝の威光を示した。しかし、5人目のマルクス・アウレリウス帝は『自省録』(講談社学術文庫)を著した「哲人皇帝」として知られるが、治世の最後に大きな過ちをおかしてしまう。
また、「ローマの平和(パクス・ローマーナ)」の陰には不安な薄闇が広がっていた。人々は「パンとサーカス」に浮かれながらも漠然とした罪障感にとらわれ、ヘレニズムの波のなかに生まれたイシス信仰やミトラス教、そしてキリスト教などの宗教に救済を願い始める。
さらに、プリニウスの『博物誌』の世界、奴隷制社会の「捨て子問題」、スペインのローマ遺跡探訪など、爛熟期のローマ社会を多角的に描く。


はじめに:あるイギリス人がみたローマ帝国
第一章 新興家系の皇帝たち
1 気取らない男、ウェスパシアヌス
2 プリニウス『博物誌』の視野
3 皇帝となった兄弟の明暗
4 奴隷と捨て子の社会史
第二章 比類なき賢帝と最大の過ち
1 「至福の時代」の五人
2 哲人の実子の乱行
3 大浴場と愚帝の時代
第三章 薄闇に生きる人々の願望
1 「パンとサーカス」の恩恵と栄誉
2 ポンペイを彩る神々
3 ローマ人とユダヤ人の信仰
4 キリスト教の登場
第四章 「旅する皇帝」と辺境のローマ
1 「属州」とは何か
2 ガリアからブリタニアへ
3 属州ヒスパニアの歴史
4 スペインのローマ遺跡を歩く
5 シリア、ギリシア、エジプトへ
おわりに:ローマ史とアメリカ史の交差点
参考文献
索引

作品の情報

メイン
著者: 本村凌二

メンバーズレビュー

レビューを書いてみませんか?

読み込み中にエラーが発生しました。

画面をリロードして、再読み込みしてください。