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音楽家のための文章教室 演奏会プレトークからクラファン、助成金申請まで

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フォーマット 書籍
発売日 2025年07月30日
国内/輸入 国内
出版社アルテスパブリッシング
構成数 1
パッケージ仕様 -
SKU 9784865593150
ページ数 144
判型 A5

構成数 : 1枚

はじめに

イントロダクション 「心に響く」とはどういうことなのか?
♬ 共感と同情は違う!
♬ 共感から連帯へ!
♬ 説得のためのレトリック

基礎編 音楽の文章力を鍛える

第1章 文章とは何か

第2章 文を作る
2-1 カタカナ語の使用ではバランスを考える
2-2 アルファベット語は必要最小限に!
2-3 漢字をひらく
2-4 冗長な表現をしない
2-5 受け身の表現は避ける
2-6 具体的な表現をする
2-7 読点は論理的な推論のために!

第3章 節(段落やパラグラフ)を作る
3-1 文と文をつなげる
3-2 5W1H(2H、3H)モデル
3-3 MECEモデル
3-4 トゥールミン・モデル
3-5 節(段落やパラグラフ)を構成する
3-6 文をつなげる接続語
3-7 接続語を使用しない文章の工夫
3-8 日本語表現でのコロンとセミコロン
3-9 コロンの用法
3-10 セミコロンの用法

第4章 文章を作る
4-1 文章の型
4-2 改行を利用する
4-3 図や表を活用する

第5章 音楽を言葉で説明する難しさ

実践編 音楽の文章を洗練する

第6章 文章の用途による特徴
6-1 3つの種類の文章
6-2 個人的な関心をどこまで書いていいのか?
6-3 俗説や根拠のないアドボカシーに頼らない

第7章 効果的なプレトークをする
7-1 プレトークの話題
7-2 プレトークとその後の鑑賞とをつなげる
7-2-1 ハイドンの交響曲第103番「太鼓連打」
7-2-2 ヴェルディのオペラ『リゴレット』より「ジルダのアリア」
7-2-3 ビゼーのオペラ『カルメン』
7-2-4 東日本大震災復興支援歌「花は咲く」
7-3 プレトークを成功させる秘訣
7-4 聴衆の音楽の力を信じる

第8章 クラファンクラウドファンディングのメッセージを書く
8-1 公益とは何か
8-2 クラファンクラウドファンディングにおける寄附と贈与
8-3 物語(ナラティブ)としてのプロジェクト本文
8-4 プロジェクト本文を書く
8-4-1 プロットとは何か
8-4-2 プロットを考える
8-4-3 ストーリーを考える

第9章 助成金の申請書を書く
9-1 なぜ助成金を申請するのか
9-2 クラウドファンディングとの相違
9-3 申請書を書いてみる

第10章 科研費の申請書を書く
10-1 科研費とは何か
10-2 科研費の研究種目
10-3 研究計画調書の概要
10-4 研究計画調書作成に当たって留意すること
10-5 研究の目的と方法を書く
10-5-1 リサーチ・クエスチョンとは何か
10-5-2 リサーチ・クエスチョンを作る
10-5-3 良いリサーチ・クエスチョンとは
10-6 研究計画調書を書いてみる
10-7 研究課題名を決める

第11章 音楽活動と個人的、社会的、学術的関心

最後に

付録:科研費研究計画調書の例
【参考例1】
2007年度 萌芽研究に採用された研究計画調書(抜粋)
研究課題名:現代のハンブルクにおけるカントルによる音楽の伝統継承と社会貢献に関する実態研究(研究代表者;久保田慶一)
【参考例2】
2018年度 挑戦的研究(開拓)に採用された研究計画調書(抜粋)
研究課題名:音楽ティーチングアーティスト養成コアカリキュラム開発のための音楽大学(学部)連携(研究代表者;久保田慶一)

コラム1 音楽修辞学と<...

  1. 1.[書籍]

カギは"共感"。
音楽家だからこそ、心に響く文章を!
書く力を磨いて、あなたの音楽活動をステップアップさせよう!

音楽についての主観的な思いを、他者の心に響くように伝えるには、具体的にどうしたらよいのか──。

ステージでのプレトークからクラファン、科研費などの助成金申請書類まで、音楽家が活動のなかでかならず直面する「心に響く文章を書く」という課題に正面からこたえたはじめての本。

基礎編では「文を作る」「節をつくる」「文章をつくる」と段階を追って文章の書き方をレクチャー。
実践編では何のための文章かという用途におうじて、具体的事例をあげながら解説。

あなたの音楽活動をステップアップさせる必携の一冊!

作品の情報

メイン
著者: 久保田慶一

商品の紹介

音楽の印象を伝えることは難しい。耳はあらゆる音響現象に開いているのに、とても個人的な器官のようだ。音楽にまつわる様々な現象は十分に言語化されて、社会一般に通じるほど規範化され、共有できてはいない。それでも人が音楽について書きたくなるのは、誰かが演奏する作品やその演奏に感動しそのことを誰かに伝えたいと思ったり、自分の制作した音楽を聴いて欲しいと思うからだろう。本書では、書き手が音楽家であるところから始まる。自らの音楽活動の可能性を説き、その共感を広げ、関心を集めるための文章術。音楽家は過去の音楽だけでなく、未来の音楽を説明することも求められている。
intoxicate (C)高見一樹
タワーレコード(vol.178(2025年10月10日発行号)掲載)

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