| フォーマット | 書籍 |
| 発売日 | 2025年06月30日 |
| 国内/輸入 | 国内 |
| 出版社 | 信山社 |
| 構成数 | 1 |
| パッケージ仕様 | - |
| SKU | 9784797298710 |
| ページ数 | 296 |
| 判型 | 菊変形 |
構成数 : 1枚
『法と哲学 第11号』
井上達夫(東京大学名誉教授) 責任編集
【目 次】
〈巻頭言〉「老害」対「老識」―トランプは恐るるに足らず〔井上達夫〕
◆特集◆エイジズム―高齢者差別の何が問題か
◇緒 言〔児玉 聡〕
◆1 エイジズム論を広げて深める〔宇佐美 誠〕
I 日本のエイジズム
II エイジズムはいかなる構造をもつか
III エイジズムはどのように特別なのか
IV 老齢年金を組み替えられるか
V 貧困問題にいかに立ち向かうか
VI 脱年齢社会へ
◆2 「定年制」は廃止されるべきなのか―高齢者差別との関係における一考察〔大澤 津〕
はじめに
I 高齢強制退職制度を正当化する理由の検討
II 高齢強制退職制度に反対する理由
III 反感を検討する
おわりに
◆3 労働分野の高齢者差別について〔櫻庭涼子〕
I 日本の雇用社会は高齢者差別的か
II 年齢差別とは何か
III 定年制を許容してよいか
IV 60歳未満の年齢による雇用終了は許されるか
V 募集・採用時の年齢制限を認めてよいか
VI 10年先を見て明らかにすべきこと
◆4 住宅と高齢者差別―アメリカ・イギリスの住宅政策の視点から高齢者像を再検討する〔中田裕子〕
I はじめに
II アメリカの住宅における高齢者差別
III イギリスの住宅における年齢差別
IV 検 討
V おわりに
◆特別寄稿◆
シーデントップ博士と政治哲学〔長嶺安政〕
◆書評と応答◆
1 フェミニズムとリベラリズムの架橋―池田弘乃『ケアへの法哲学―フェミニズム法理論との対話』(ナカニシヤ出版,2022年)〔齊藤笑美子〕
はじめに
I 「フェミニズムからの出発」に込められた意味とは?
II ユートピアニズムに重きを置く
III ハラスメントがセクシュアルであるとは?
IV マッキノンの"転向"?
V 「人格的利益説」批判
VI 性別クオータとパリテ
VII ファミリーからホームへ
VIII ケア基底的社会
おわりに
◆2 予防の時代の政策と倫理―児玉聡『予防の倫理学』の書評(ミネルヴァ書房,2023年)〔松尾 陽〕
I 意欲作の書評のあり方
II 本書はどこに向かっているのか―公共政策志向的倫理学
III 本書の焦点―記述倫理学・規範倫理学・メタ倫理学との関係
IV 本書の目標―一般理論Xは成功したのか?
V 予防へのアプローチ―帰結主義の意義と限界
VI 予防の政策形成へ向けて
VII 結びに代えて
◆3 再帰的実践の中の法と私―浅野有紀氏の評に答える〔郭 舜〕
I 国際法は法と見なされるべきか
II 実践の外と内
III 規範的法実証主義を支持するのか?
IV 公法と私法
V 国際法が法であるための条件
VI 道徳とは何か
VII ドゥオーキン的あるいはフラー的原理的一貫性
VIII 多元的法秩序
IX おわりに
◆4 玉手慎太郎氏書評への応答〔児玉 聡〕
I 本書の成立経緯とアカデミアの対応について
II 自由と正義
III 手続的正義について
IV パンデミックと災害の関係について
V 玉手氏のソフト・ロックダウン擁護論について
VI 倫理の意味について
VII 有事と平時の区別について
◆5...

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