前身バンドFRAMAURO期から在籍、オリジナル・メンバーにしてバンドの中核メンバーの1人として現在もMILLENIUMで活動するポーランド出身のキーボード/ギター奏者Ryszard Kramarskiが中心となって結成されたシンフォニック・ロックプロジェクトによる'23年作がエクストラトラックを追加収録した新装版として'25年再発!
これまでにも小説/童話を題材とした作品を数々発表してきた彼らですが、今回は古代ギリシャの詩人、ホメーロスが著したと言われる叙事詩「オデュッセイア(Odyssey)」をテーマにしながら、その物語の時間軸を何と西暦9999年に移し替えたという仰天の発想で新たなストーリーを創造しております。 歌詞は前作に引き続きZdzislaw Zabierzewskiが担当。
MILLENIUMのKrzysztof Wyrwa(b)/Grzegorz Bauer(drs)/Piotr Plonka(g)・FRAMAUROのMarcin Kruczek(g)・LOONYPARKのGrzegorz Fieber(drs)といったお馴染みのミュージシャンが脇を固める他、ゲスト・ボーカルとしてALBIONのAnna Batko・元MILLENIUMのLukasz Galeziowski/Marek Smelkowskiが招かれております。PINK FLOYD影響下にある大きなスケール感と幻想を描きつつ、ポーランド産らしい独自の陰影をそこかしこで見せる叙情美が込められた、MILLENIUM直系の高品質なメロディック・ロックは本作でも圧巻の安定感と完成度を誇っており、各ボーカルの個性が際立ったサウンド・メイキング、エレクトリックとアコースティックの場面転換における見事な塩梅など、Ryszardの熟練の技が成せるドラマティックな良作です!
エクストラトラックとしてAnna Batkoのリードボーカルによる"Twelve Spaceships"Odysseus"、及び未発曲"The Meteor Storm"をアルバム本編に収録。オリジナル版に収録されていた、英国ポンプ・ロックを代表するバンド:GALAHADのStuart Nicholson(vo)がリードボーカルを務めたバージョンの"Twelve Spaceships"Odysseus"をボーナストラック扱いとして収録。
発売・販売元 提供資料(2025/07/07)