Mylo Xyloto＜Ecorecord Clear Vinyl＞

世界中に愛される21世紀を代表する"宇宙規模"のロック・バンド、コールドプレイ。
環境問題に関する意識が高いバンドとしても広く知られている彼ら、過去に発表してきた全アルバムを環境に配慮した「エコレコード」クリア・ヴァイナル・アナログ盤で新たに復刻!大ヒット・シングル「Every Teardrop Is A Waterfall」を収録した通算5作目となるスタジオ・アルバム『MYLO XYLOTO』も発売!

1997年にロンドンで産声を上げ、1998年にデビューEPを発表、2000年にアルバム・デビューを飾り、以降これまでに発表した9作全てのスタジオ・アルバムを全英アルバム・チャートNo. 1に送り込み、全世界で1億枚以上の累計アルバム・セールスを誇る、英国を、いや21世紀を代表するバンドにして世界中から愛されるロック・バンド、コールドプレイ。グラミー賞には実に39回のノミネートを果たし、あのビートルズと並ぶグラミー賞受賞回数となる7度の受賞経歴を持つ彼らは、他にも9度のThe BRITs受賞をはじめ様々な音楽賞を受賞し、総トラック・ストリーミング再生回数は実に300億回以上を誇るなど、数えきれないほどの記録と実績を誇る、まさに「地球規模」のロック・バンドだ。ここ日本でも開催された、2021年発表の前作『MUSIC OF THE SPHERES』に伴うツアーは「史上最高のライヴ・ミュージック・コンサート」と絶賛されるなど、音楽だけではなく存在そのものが一つのジャンルと言っても過言ではないほどの至高のアーティストなのだ。

昨年10月、前作より約3年ぶりとなる最新作『MOON MUSIC』のリリースを発表し世界を狂喜乱舞させたコールドプレイ。世界規模で環境問題に取り組む彼らの最新作も、環境に配慮したリサイクル素材を使用したCD及びアナログ盤で発売されたことも話題となったが、今回、彼らの全カタログ・アルバムも環境に配慮した"エコレコード・アナログ盤"となって登場することとなった!最新作『MOON MUSIC』及び彼らの初期3作はエコレコードで昨年末に発売されたが、今回の復刻により、全アルバムが"エコレコード"のクリア・ヴァイナル・アナログ盤として発売となる。

エコレコードとは、従来のレコードと同様のサウンドと見た目のクオリティは保ちつつ、原料としてPVCの代わりに1枚あたり9本の使用済みペットボトルを再資源化使用して製造されているアナログ盤だ。また、エコレコードは射出成型技術を使って製造されており、従来のアナログ盤の製造方法に比べ、CO2の排出量を85%抑えることに成功している。

コールド・プレイにとって5作目のスタジオ・アルバムとなる『MYLO XYLOTO』。2011年に発売された本作は全米・全英のアルバム・チャートで1位に輝いている。ここ日本では映画『宇宙兄弟』の主題歌に「Every Teardrop Is A Waterfall」が起用された。アルバムにはこの他にも「Paradise」、「Charlie Brown」、「Hurts Life Heaven」などのシングルを収録。プロデュースは、Markus Dravs、Dan GreeneそしてRik Simpsonが手掛けている。

Coldplay finally surrender to their essential good nature on Mylo Xyloto, their fifth album and first to ditch all pretense of brooding melancholia. Which isn’t to say the band doesn’t drift along on some pleasingly spacy atmospheres conjured by longtime producer Brian Eno: there’s still a veneer of classy disaffection that inevitably dissipates due to the relentless sunniness of Chris Martin and company. Eno's echoes and ambience -- the only things that still mark Coldplay as anything resembling progressive -- positively sparkle when they meet the band’s bright, chipper melodies, yet Coldplay's innate good manners restrain the album, keeping it just this side of a rush of candied pop. Such politeness can verge on the dull -- criminally so when they bring Rihanna in for “Princess of China,” a duet so toothless she may as well have stayed home -- but Mylo Xyloto has a leg up on other Coldplay records for this simple reason: they’re no longer attempting to mimic U2's portentous piety. They’ve embraced their schoolboy selves and are simply singing songs of love and good cheer, albeit on a grand scale that somehow seems smaller due to the group’s insuppressible niceness. ~ Stephen Thomas Erlewine

つくづく進化するバンドなんだと痛感。ジャケット通り華やか&煌びやかなサウンドが詰め込まれ、ポップ・ロックの完成形を見せられているかのような3年ぶりの新作だ。シンセの効いたアップとアコースティックなスロウを絶妙に配置し、ベタなコード進行をキープしながらも複雑なアレンジを加えていくあたりは流石。前作に続きブライアン・イーノが裏方として関与しているほか、リアーナ参加曲もあり!
bounce (C)柴田かずえ