DJ、プロデューサー、エレクトリックバンド:deadbundyとしても活躍するMOTIVE、坂本龍一氏と手塚治虫氏の作品「鳥人体系」にインスパイアされた、「鳥」をメインテーマとした最新アルバムが完成。
前作『Skin Music』以来4年ぶりの新作は、2023年に急逝した坂本龍一氏と、漫画家、手塚治虫氏の作品「鳥人体系」にインスパイアされた、「鳥」がメインテーマとしたエレクトロニカ&ピアノ・アンビエント『Bird Music』。ほぼ全編、自身のピアノとシンセサイザーと鳥の声で作られた美しいトラックに、時折挟み込まれるMOTIVE自身やゲストのボーカルがより幻想的な楽曲に昇華させている。また、15曲目には、俳優、モデル、デザイナーなど多方面で活躍する伊勢谷友介氏が音楽作品へ初参加、自作の詩をポエトリーリーディングという形で資本主義に対する彼の考えと「人間の経済活動に対する鳥の反乱」という「鳥人体系」のテーマが、約8分という大作の中で見事に表現されている。
発売・販売元 提供資料(2025/06/20)
バンドのdeadbundyでも活動するDJ/プロデューサーの新作は、坂本龍一と手塚治虫の作品にインスパイアされたという一作。鳥のさえずりや自身の歌も交え、ヒップホップ寄りのビートからエレクトロニカ~アンビエントにも音を広げて柔和な世界を紡ぐ。俳優・伊勢谷友介の資本主義社会の行く末を憂うポエトリーが乗った約8分の楽曲がそのなかで異彩を放つ。
bounce (C)一ノ木裕之
タワーレコード(vol.500(2025年7月25日発行号)掲載)