ワーナーミュージックが誇る洋楽名盤シリーズ:"フォーエヴァー・ヤング"第九弾はUKロックを代表するバンド:ブラー、ゴリラズ、プライマル・スクリーム、ライド、ジーザス&メリー・チェインの名盤の数々!【ブラー】91年、アルバム『レジャー』でデビュー。英国のバンドらしい知的でウィットに富んだサウンドは、ポップでありながら奇抜で一躍脚光を浴びた。3作目『パークライフ』が全英アルバム・チャートで初の1位を記録し、90年代以降のブリットポップ/UKロックを牽引する存在となった。その後も数々の大ヒット曲を生み出し、『マジック・ウィップ』(2015)まで6作連続で全英アルバム1位を記録という快挙を達成。ブリットポップの枠に留まらず常に進化を続けている。『シンク・タンク』:制作中にギタリストのグレアム・コクソンが脱退、3人編成で創り上げた7作目。オーガニックで自由な空気感に満ちたこの作品でブラーは5作連続全英アルバム・チャート1位という偉業を成し遂げた。全英シングル5位を記録した「アウト・オブ・タイム」「グッド・ソング」収録。(2003年作品) (C)RS
JMD(2025/06/24)
ワーナーミュージックが誇る洋楽名盤シリーズが装いも新たに再始動!
ワーナーミュージックが誇る洋楽名盤シリーズ:"フォーエヴァー・ヤング"第九弾はUKロックを代表するバンド:ブラー、ゴリラズ、プライマル・スクリーム、ライド、ジーザス&メリー・チェインの名盤の数々!
【ブラー】
91年、アルバム『レジャー』でデビュー。英国のバンドらしい知的でウィットに富んだサウンドは、ポップでありながら奇抜で一躍脚光を浴びた。3作目『パークライフ』が全英アルバム・チャートで初の1位を記録し、90年代以降のブリットポップ/UKロックを牽引する存在となった。その後も数々の大ヒット曲を生み出し、『マジック・ウィップ』(2015)まで6作連続で全英アルバム1位を記録という快挙を達成。ブリットポップの枠に留まらず常に進化を続けている。
『シンク・タンク』
制作中にギタリストのグレアム・コクソンが脱退、3人編成で創り上げた7作目。オーガニックで自由な空気感に満ちたこの作品でブラーは5作連続全英アルバム・チャート1位という偉業を成し遂げた。全英シングル5位を記録した「アウト・オブ・タイム」「グッド・ソング」収録。(2003年作品) 解説・歌詞・対訳付
発売・販売元 提供資料(2025/06/23)
ジャケットは強面だが、しかし、そのエッセンスはしなやか。ここ数年、ゴリラズでの活動、そして、マリ・ミュージシャンとの共演作『Mali Music』で培われたデーモン・アルバーンのリズミックな熱気は、この『Think Tank』も包みこむ。本人も関心を公言しているようだが、80年代初頭前後のポスト・パンク的なリズム構築。そういったものは、とても自然に本作の中心に据えられていて、そして、それはやはり、ギタリスト、グレアム・コクソンの不在と表裏一体を成しているのかもしれないが、それだけのことなら単なる〈スタイル〉変遷のひとつになってしまう。それよりも、この4年間の休止を経たいま、彼らの音楽に向き合うスタンスがひとつ上の段階に足を踏み出したことを匂わせる、とても健やかな作品だと言えるだろう。そして、なにより凛としたデーモンの歌声。英国随一のアート・ポップ・バンドの面目躍如だ。
bounce (C)福田 教雄
タワーレコード(2003年05月号掲載 (P81))