芦川聡や高田みどりらと並ぶ日本のアンビエント/エクスペリメンタル/環境音楽のパイオニア的な作曲家/プロデューサーである廣瀬豊の、スイスの発掘レーベルWRWTFWW Recordsからの新作アルバム『Voices』が登場!!
『Voices』は、フィールド・レコーディングと精緻なエレクトロニクス、アブストラクトな語りを融合しながら、廣瀬豊の特徴である空間的なレイヤリングを3次元の動的な音の記録へと拡張した作品。12曲入りのこのアルバムはさながら崩れかけた図書館を巡る音紀行のよう。本が囁き、歴史が衝突し、音のテクスチャーが新たな現実を織り成していく。混沌、記憶、変容……広瀬の声が空間全体に響き渡り、完全な没入感をともなう唯一無二の音響体験を生み出している。アンビエントとIDMの深いニュアンスを持つ、実験的でアブストラクトな先駆的エレクトロニック作品、そのスリーヴを美しく飾るのは、城下浩伺&みふくによるオリジナルのアートワークである。本作は、『Soundscape 2: Nova』の拡大版となる環境音楽のクラシックス『Nova+4』とアーカイヴ的なコンピレーションの『TRACE: Sound Design Works 1986-1989』に続く、WRWTFWW Recordsから発売される廣瀬豊の通算で3枚目のフル・アルバムとなる。
発売・販売元 提供資料(2025/06/25)