メイン・ソングライターのEric Kusanagiを中心に結成されたフィラデルフィア拠点の5ピースインストゥルメンタル・ポスト・ロックバンドによる、'22年発表のデビューEP『WROUGHT』に続く初のフルアルバム『WIELD』が'25年登場!こちらはクリスタル・クリアーヴァイナル仕様の限定アナログ盤。
トリプル・ギター編成を最大限に活かしたスラッジ・メタル系統のヘヴィ・アンサンブルと、爪弾かれるクリーントーンのギターが演出するシューゲイザー風味のサウンドスケープが織りなす、メロディアスでありながらキレのある鋭さも併せ持つ、多角的な広がりを見せるポスト・ロックサウンドを更に深堀りした一枚。前作からEricとJill Paslier(g)以外のメンバーを総入れ替えして制作が行われた作品ながらも、所謂「ポスト・メタル/ロック」を自身の個性として消化しきったソングライティング能力、そしてインストバンドでは特に重要なバンドの一体感は前作よりも更なるレベルアップを遂げており、レーベルのプレス・リリースにおいてもDEFTONESやISISといった米ラウド・ロック界の偉大なる先駆者達になぞらえられている様に、各曲のディテールにこだわりつつ、インストゥルメンタルでありながら明確なストーリー性を持たせた構成は既に一級線と云えるもの。タイトルが示唆する通りブルータルなギターと優美なメロディーが潮汐の如く交差する"Tides"、タッピング奏法を駆使したテクニカル・ナンバー"Collider"他、幅広い音楽的テーマによって聴者の心を揺さぶる秀作!
発売・販売元 提供資料(2025/07/02)