World/Reggae
CDアルバム
Various Artists

ラテン・ゴーズ・スカ + バース・オブ・スカ

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フォーマット CDアルバム
発売日 2025年07月25日
国内/輸入 国内
レーベルオールデイズ・レコード
構成数 1
パッケージ仕様 紙ジャケット
規格品番 ODR7441
SKU 4571534834417

構成数 : 1枚

『LATIN GOES SKA』
01.LATIN GOES SKA / SKATALITE BAND & THAOMIE SKATALITES
02.OPEN THE DOOR / CLIVE & NAOMI
03.JORDAN RIVER / JUSTIN HINDS & THE DOMINOES
04.REALLY NOW / GLORIA & THE DREAMLETS
05.SUN RISES / DOTTY & BONNY
06.YARD BROOM / ROL & ALPHONSO
07.STREET CORNER / THE SKATALITES
08.KING SAMUEL / JUSTIN HINDS & THE DOMINOES
09.YOU ARE MINE / CLIVE & NAOMI
10.YOU CAN DEPEND ON ME / ROLAND ALPHONSO

『THE BIRTH OF SKA』
11.CARRY GO BRING COME / JUSTIN HINDS & THE DOMINOES
12.RIVER BANK / BABA BROOKS
13.MUSICAL COMMUNION / BABA BROOKS
14.FEELING FINE / ROLAND ALPHONSO
15.STRONGMAN SAMSON / BABA BROOKS
16.OVER THE RIVER / JUSTIN HINDS & THE DOMINOES & THE SKATALITES
17.NEXT DOOR NEIGHBOR / OWEN & LEON SILVERA & THE SKATALITES
18.WHEN I CALL YOUR NAME / BABA BROOKS
19.YEAH, YEAH BABY / STRANGER & PATSY & BABA BROOKS & HIS BAND
20.HOG IN A COCOA / THE SKATALITES
21.MUSICAL STOREROOM / FRANK ANDERSON & THE SKATALITES
22.CORNER STONE / JUSTIN HINDS & THE DOMINOES & THE SKATALITES

  1. 1.[CDアルバム]

商品の紹介

スカの歴史を語る上で欠かせない、『Latin Goes Ska』と『The Birth Of Ska』をカップリング。ジャマイカ音楽の創造力とエネルギーが詰まった、まさに"スカの宝箱"のような作品をお楽しみ下さい。

『Latin Goes Ska』
まずは、トミー・マクック&ザ・スカタライツによる『Latin Goes Ska』から。このアルバムは、1964年にデューク・リードの名門トレジャー・アイルレーベルから世に送り出された一枚。ジャマイカのスカと、ラテン・アメリカ音楽のリズムや旋律を融合させた先駆的な試みとして、今も多くの音楽ファンを魅了し続けています。
リーダーを務めたトミー・マクックは、アメリカでのジャズ経験を経て帰国したサックス奏者。その影響がアルバム全体に色濃く現れており、洗練されたホーンアレンジやジャズ的な即興の要素が、陽気で流れるようなラテンのグルーヴと絶妙に溶け合っています。この異文化ミックスこそが、スカというジャンルの豊かさを物語っているのです。
さらに本作では、スカタライツの腕利きメンバーたちが大活躍。ゲストとして、ジャスティン・ハインズ&ザ・ドミノズや、クライヴ&ナオミといった人気シンガーたちも参加し、アルバムに多彩な表情を加えています。当時のスカタライツは、まさに創造性のピークにあり、その勢いと技量がこのアルバムにはっきりと刻まれています。

『The Birth Of Ska』
次にご紹介する『The Birth Of Ska』も、同じくトレジャー・アイルから発表された重要な作品です。タイトルが示すように、スカという音楽が芽吹いた初期の熱気と興奮を、そのまま封じ込めたコンピレーション・アルバムです。
収録されているのは、1962年から1964年にかけて録音された、まさに"スカ創世記"の音源ばかり。ジャマイカがイギリスから独立したばかりの頃――国中が新たな自信に満ちていた時代に生まれた、独特のオフビート・リズム(裏拍を強調したリズム)と、アメリカのR&Bやジャズ、そしてカリブの伝統音楽が融合した音楽です。
たとえば、ジャスティン・ハインズ&ザ・ドミノズによる代表曲「Carry Go Bring Come」や、スカタライツのインストゥルメンタル「Hog In A Cocoa」など、今聴いても胸が高鳴る名演がずらりと並んでいます。当時のスカタライツは、トレジャー・アイルの事実上の専属バンドとして、多くのセッションに参加し、スカの屋台骨を支えていました。
デューク・リードのプロデューサーとしての卓越した耳と、当時盛んだったサウンドシステム同士の"音のバトル"が、より良い音楽を求めてスカを進化させる原動力となりました。このアルバムに刻まれた音は、スカという文化がいかにして世界へと羽ばたいていったか、その始まりを伝える大切な記録でもあります。

スカは、のちのレゲエやロックステディ、さらにはイギリスの2トーン、アメリカのサードウェーブ・スカへと受け継がれていく、ジャマイカ発の"世界語"ともいえる音楽スタイル。その"はじまりの鼓動"を、今あらためて耳をすませて感じてみてください。
解説:オールデイズ編集部
発売・販売元 提供資料(2025/06/13)

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