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〈教育〉を社会学する

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フォーマット 書籍
発売日 2011年09月30日
国内/輸入 国内
出版社学文社
構成数 1
パッケージ仕様 -
SKU 9784762022159
ページ数 272
判型 46

構成数 : 1枚

まえがき―〈教育〉を社会学する、とはどういうことか

第1部 〈教育問題〉を社会学する―教育社会の「現在」
第1章 「教育と暴力」再考―デュルケムとの対話を通して(山本雄二)
1 問題の設定
2 Tヨットスクールを必要とした時代
3 Tヨットスクールの矯正論
4 「騒動」が提起した問題

第2章 教職に何が起こっているか?(油布佐和子)
1 病める教師の増加と高い教職への満足度
2 経営体としての学校と組織化
3 機能システムの展開
4 再び「病理」と満足度へ
5 標準化と技術主義の浸透
6 学校における心理学の支配
おわりに―思考停止する教師

第3章 小・中学受験の社会学(片岡栄美)―受験を通じた階層閉鎖とリスク回避
1 受験拡大の社会的背景:不安とリスク回避
2 受験の実態と地域格差
3 階層現象としての小・中学受験
4 私立学校は誰に占有されているのか?
5 リスクと信頼からみる小・中学受験
6 階層閉鎖戦略としての小・中学受験
7 受験親たちの同質性志向(仮説1)
8 異質な他者への閉鎖性と排除の疑惑(仮説2)
9 異質な他者への寛容性の価値期待(仮説3)
10 母親の諸類型
11 受験家庭の子育て戦略とハビトゥス、文化
おわりに―結論

第4章 いじめの定義問題再考―「被害者の立場に立つ」とは(間山広朗)
1 TVのワイドショー場面から
2 いじめ論と定義問題
3 行為の定義/行為としての定義
4 エンパワーメントの影に―司法界・教育界・生徒世界
5 「被害者の立場に立つ」ことについて

第5章 「将来の私」を物語る(古賀正義)―セラピー・カルチャーを求める若者たち
1 将来への問いかけ
2 アスピレーションの神話
3 「自分らしさ」の創出
4セラピー・カルチャーへの要請
おわりに

第2部 〈人間形成〉を社会学する―教育社会の「成立」
第6章 アリエスの〈教育〉理論を読む(越智康詞)―「近代と教育」のシステム論的展開
1 コレージュにおける教育空間(教育/教育システム)の誕生
2 人文主義革命のもたらしたもの
3 共同生活と教授関係の出会いと教育空間の生成
4 中間考察
5 教育システムと家族システムの結合関係
6 近代社会空間における〈人間〉の誕生と教育システム
おわりに―「切り離し」の作動の社会的機能についての考察

第7章 「私淑」とメディアクラシー(稲垣恭子)
1 「私淑」とは
2 「私淑」の変容
3 「シシュク」とメディアクラシー

第8章 学校的社会化の問題構成(北澤 毅)―「児童になる」とはどういうことか
1 「学校的社会化」とは―お漏らし現象から見えること
2 方法知をめぐる混乱
3 「児童になる」とはどういうことか―無力化実践への着目
4 社会化とは何か―自己概念の検討
おわりに

第9章 行為の一般論における「欲求性向」の概念(清矢良崇)
―社会学におけるパーソナリティー研究の基礎
1 行為理論の準拠枠
2 欲求性向とパーソナリティー
3 欲求性向と社会化
おわりに―人間形成の社会学に向けて

  1. 1.[書籍]

〈教育〉の自明性を問い直し、世界に対する見方を更新し続ける方法としての社会学の可能性。
第1部〈教育問題〉編では、教育の源泉にある「怒り」の存在、「思考停止」する教師の姿、
子育て戦略としての小・中学受験、いじめ定義の被害者主権性の問題、セラピー化する社会における
「自分らしさ」の創出、などが論じられる。
第2部〈人間形成〉編では、近代社会における〈人間〉の誕生と教育空間の生成、
メディア社会における「私淑」の変容、子どもが「児童」になる過程としての学校的社会化、
「欲求性向」形成としての社会化、などが議論される。
現代日本社会の教育問題の読解を通して〈教育〉の本質に挑む論集。

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編集: 北澤毅

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