セイント・エティエンヌ、ラスト・アルバム『インターナショナル』をリリース。
トム・ローランズ(ケミカル・ブラザーズ)、ジェズ・ウィリアムズ(ダヴズ)、ティム・パウエル(ゼノマニア)、ニック・ヘイワード、エロル・アルカン、ジャネット・プラネット(コンフィデンス・マン)、ポール・ハートノル(オービタル)、ヴィンス・クラークがゲスト参加。
Saint Etienneがラスト・アルバム『International』をリリースする。XenomaniaのTim Powellと共同プロデュースしたこのアルバムは、Heavenly Recordingsよりリリースされる。
バンドは解散するわけではない。35年間共にレコーディングを続けてきた彼らは今も親友同士だが、永遠にバンドを続けたいとは思っておらず、派手に幕を閉じたいと考えている。『International』は、昨年11月にリリースされた、バンドのキャリアの中でも屈指の高評価を獲得した、夜行性でアンビエントなアルバム『The Night』に続く作品となる。
Bob StanleyとPete Wiggsは幼馴染で、1990年にNeil Youngの「Only Love Can Break Your Heart」のカバーと共にバンドをスタートさせた。1991年の3枚目のシングル「Nothing Can Stop Us」とアルバム『Foxbase Alpha』より、Sarah Cracknellが参加し、それ以来、彼らは映画、書籍、キュレーションなどにも活動の幅を広げ、Southbank Centreのレジデンス・アーティストとなった。彼らは今、ニュー・レコーディングに区切りをつける時が来たとシンプルに感じている。
『International』は『The Night』とはスタイルもアプローチも大きく異なるが、どちらのアルバムもSaint Etienneの真髄を体現しています。『International』では、3人は友人、ヒーロー、そして同世代のアーティストにコラボレーションを依頼した。その中にはConfidence Manも含まれていた(2022年のKite Festivalで共演した後、彼らがSaint Etienneの大ファンであることが判明した)。
「Brand New Me」は、1991年の傑作「Nothing Can Stop Us」と「Groove Is In The Heart」が融合したような曲で、SarahがConfidence ManのJanet Planetとデュエットしている。他にも、「Sweet Melodies」(Erol Alkan)、「Two Lovers」(Vince Clarke)、「The Go Betweens」(Nick Heywardとのデュエット)、「Take Me To The Pilot」(OrbitalのPaul Hartnoll)、「Glad」(Chemical BrothersのTom Rowlands/DovesのJez Williams)、「Dancing Heart」と「He's Gone」(XenomaniaのTim Powell)といった、コラボレーターとの楽曲が収録されている。そして、『International』のラスト・トラックは、35年以上にわたる彼らの歩みと成長を振り返る、涙を誘うナンバーだ。彼らは、「Last Time」で、まさにファンに別れを告げる。
発売・販売元 提供資料(2025/06/23)
セイント・エティエンヌ、ラスト・アルバム『インターナショナル』をリリース。 (C)RS
JMD(2025/06/11)