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根拠がわかる母性看護過程 事例で学ぶウェルネス志向型ケア計画

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フォーマット 書籍
発売日 2018年04月03日
国内/輸入 国内
出版社南江堂
構成数 1
パッケージ仕様 -
SKU 9784524255139
ページ数 264
判型 B5

構成数 : 1枚

【序文】
母性看護学領域の対象である女性とその家族を取り巻く環境は大きく変化しています。とくに少子化の影響で、学生が母性看護学実習で受け持てる対象者は減少しており、それにともない学習の機会も減少してきています。そのため、実習ではよりいっそう効果的な学びが求められます。しかし、筆者は学生の実習をサポートしながらの日々さまざまな課題を感じています。
1つ目の課題として、母性看護学実習では、通常母児を1ユニットとして受け持ちますが、受け持ち開始から終了までの対象者の変化が大きく、学生はその変化に対し逐一情報収集、適切なアセスメント、看護過程の展開をしなければいけません。
2つ目の課題として、受け持ち実習でも、直接、ケアや指導する場面は減少してきており、情報収集、アセスメント、ケア計画の立案という、看護記録上での展開が多くなったことです。母性看護学では、主に健康な妊産婦と新生児とその家族が対象となるため、対象者の強みを活かすウェルネス志向型での支援を必要とされることが多いです。しかし、多くの学生は他領域の看護学などで先に問題焦点型の支援を学習しているため、問題焦点型のプロセスからウェルネス志向型への変換が困難な場合が多く、学生はとまどい、看護過程の展開に多くの時間を費やしているのが現状ではないでしょうか。
3つ目の課題として、受け持ちの対象は、正常分娩後の母児に限らず、ハイリスクの妊産婦や新生児、帝王切開分娩後の母児、母児分離の母児など多岐に渡っていることです。そのため、短い受け持ち期間のなかで看護過程を実施することは非常にむずかしい状況です。
筆者はこのような課題に対応し、実習をサポートできるサブテキストのようなものがないかつねづね考えていました。
本書は、母性看護学実習や演習で実際に看護過程を展開するうえで、基本となるウェルネス志向型を中心に、事例の看護過程の展開を通して母性看護学の看護過程を学生が理解し、情報収集やアセスメントの実際に役立つこと、そして、受け持ちの対象者の看護過程の立案に活かすことを目的としています。図書館へ行き、多くの書籍から情報を得ることも大切ですが、限られた時間のなかでは、1冊で効率よく学習できるような書籍が必要です。本書には必要な内容が凝縮されており、自信をもってお勧めできるものです。女性1人ひとりにとって妊娠・出産は貴重なライフイベントです。本書を活用し、受け入れてくれた対象者に対し、期待に応えることや学生自身が母性看護学に魅力を感じることができる実習にしてもらいたいと願っております。本書を、学生はもちろん、大学や専門学校の教員や実習指導者にも幅広く活用していただければ幸甚です。

2018年3月
中村幸代


【内容目次】
第I章 母性看護学の特徴
1 母性看護学におけるセルフケアに関する理論
2 母性看護学の考え方
第II章 看護過程の考え方
1 看護過程とは何か,そしてその展開とは
2 母性看護学における看護過程
3 「対象者の基本情報」が必要な理由と看護過程への活かし方
第III章 看護過程の展開
A 妊娠期の看護過程
1 正常な妊婦の看護過程
1 妊娠期にある対象者の理解
2 <...

  1. 1.[書籍]

本書では,母性看護学実習で学生がよく受け持つ事例を厳選し,ウェルネス志向型でのアセスメント,看護計画の立案,評価といった看護過程の一連を解説.事例ごとに,表形式でのアセスメントの解説,複雑な患者情報を整理した関連図の提示,具体的なケアの解説では根拠を併記し,看護過程の展開の実際を理解できる内容となっている.実習で困ったときの強い味方になる学生必携の一冊.

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編集: 中村幸代

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