愛する人々へ、マドンナが捧ぐひとすじの愛の光…。史上最大のポップ・アイコン=クイーン・オブ・ポップ、マドンナ。彼女が1998年に発表した世界的大ヒット・アルバム『RAY OF LIGHT』のコンパニオン・ディスクともいうべき、未発表音源を含む同作収録曲のリミックス曲8曲をまとめあげた新たなリミックス作品『VERONICA ELECTRONICA』が、25年以上の時を経てついにそのヴェールを脱ぐ…! 今作唯一のフィジカル・リリース作品となるシルヴァー・アナログ盤、堂々登場!
史上最大のポップ・アイコン=クイーン・オブ・ポップ、マドンナ。1980年代から現在に至るまで、圧倒的な完成度を誇るサウンドと有無を言わせぬポップ・アイコンとしてのカリスマ性、そして時代の空気をビビッドに反映させた音楽性で、常にシーンの最前線を走り続け、“クイーン・オブ・ポップ"として君臨し続ける、ポップス界最大のスーパースターだ。彼女はダンス・クラブ・チャートで50回目の首位を獲得、ビルボード・シングル・チャートで50回第1位を獲得した最初で唯一のアーティストとなっただけでなく、2022年に発表したダンス・ヒット・トラック&リミックス集『FINALLY ENOUGH LOVE』を全米アルバム・チャートTP 10に送り込み、80年代から2020年代にかけて、5年代連続でアルバム・チャートTOP 10入りを果たした最初の女性アーティストとして、再び歴史にその名を刻むこととなった。
そんな彼女が、1998年発表の全世界的大ヒット・アルバム『RAY OF LIGHT』に収録されていた楽曲のレアなリミックス音源をまとめあげた最新リミックス集『VERONICA ELECTRONICA』をリリースすることが決定した。未発表音源を含むこの最新リミックス作品は、デジタル配信とコレクターズ・アイテムともいうべきシルバー・アナログ盤でのリリースとなり、マドンナの唯一無二のキャリアにおける非常に重要な瞬間にスポットライトをあてる重要な作品となる。
全世界で1,600万枚以上のセールスを記録し、グラミー賞で最優秀ポップ・アルバムを受賞した大ヒット作品、『RAY OF LIGHT』のコンパニオン・ディスクとも言える、全8曲を収録するこの『VERONICA ELECTRONICA』。このアルバムは、1998年当時、マドンナがアルバムに続くリミックス作品としてリリースしようと考えていたものだった。しかし、アルバム『RAY OF LIGHT』の世界的大ヒット、1年以上にわたりチャートを席巻し続けたヒット・シングルの数々、といった圧倒的な好状況の中で目まぐるしく活動をしていたため、最終的にそのアイデアは実現することなく、プロジェクトとしてはお蔵入りすることとなった。
そして今年、実に最初の構想から25年以上の歳月を経て、長らく噂されていたそのコンセプトがついに実現することとなる。このリミックス作品には、ピーター・ラウホーファーやウィリアム・オービット、サシャ、BT、ヴィクター・カルデローンといったアーティストによるクラブ・リミックスのエディット・ヴァージョンが収録されているほか、マドンナとリック・ノウェルズのプロデュースによってレコーディングされていた「Gone, Gone, Gone」の未発表オリジナル・デモ音源も収録されている。
発売・販売元 提供資料(2025/06/06)
現在はスチュワート・プライスと新作を作っているというマドンナ。こちらはかつて計画されていたという『Ray Of Light』(98年)のリミックス集を実現させたもの。シングルで出ていたBTやサシャ、クラブ69らのハード系リミックスが新エディットで収まるほか、未発表デモの"Gone Gone Gone"も蔵出しされています。
bounce (C)大原かおり
タワーレコード(vol.503(2025年10月25日発行号)掲載)